島根・山守network

より多くの人たちが山に目を向けること、また山での作業に“安全に”関われるように、素人目線からの情報の整理、補完が出来れば幸甚

チェンソーアート(カービング)の世界---林隆雄氏の作品

6IMG_9838 前の記事に引き続きカービングネタ。と言うより長くなったので記事を二つに分けただけ。


【心から感動するアート】
 林さんのカービングの記事は3年前から書こうとしていて今になってしまったが、技術以前に林さんの作品が好きで、初めて見た時に夫婦で速攻一目惚れだったのだ。

 一方、10月の9日10日に京都の福知山で開催された林業機械展に行った際にファナーのブースで北海道の児玉光さんの作品を置いてあったが、その作風は一目で作者が解るもので、それまで本でしか見たことが無かった(梶谷哲也の達人探訪記)けれど、本で見でさえ素晴らしいオーラを持った芸術作品なのだ。

 お二人ともアメリカの世界大会に出て賞を取っている人たちなので其々の持ち味があってどちらも素晴らしい。それでも、自分の場合には家には林さんの作品が欲しいと思う。

 うちの嫁さんなんか、林さんが作品を作っている時に観ていると、木から命が生まれて来るその様に感動して涙を流しながら観ている位なのだ。
 チェンソーでそんなことが出来るなんて凄いですよね。やっぱりアートだな。

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【人間の可能性?】
 その林さん。学校で彫刻とか粘土で作品を作るとか一切習ったことが無いと言う。

 一定のボリュームのある丸太を前に、頭の中のイメイジを、其処に現出させることが出来る能力が凄いと思う。それもチェンソーの様な動力を使うスピーディな作業に於いてだ。

 空間把握や造形など三次元的な要素、そして時間軸状の因果関係を瞬時に把握出来る能力は右脳にある話は他の記事にも書いているが、創作者はすべて此の能力が優れている(山仕事で言えば、伐倒、掛り木処理、搬出などで、此れをこうやったらああ成るが、障害物が悪さして其れでこうなりそうだから、一旦此方をこう処理して・・・等という際のイメイジ処理は右脳の仕事。今の覚える事ばかり、マルとバツばかりの二元処理的教育は、左脳を優位にしてしまい、へ理屈ばかりで現場で役に立たない人間を育てる。情報に価値が有ると思い込まされている人間も同じね。社会生活に於いても、閃き直感などの本質を見抜ける智慧を活用出来ないと今の世の中では搾取される側になってしまうのでは。そういう意味で山仕事は、右脳と左脳が高度にそしてバランス良く働く様に鍛えるために最適かと思うのだが如何か)。

 また、本物の山師ももの凄い能力を持っている(山師は論理的思考方法の左脳もバランス良く左右共高度に働いて居るが)。そして特殊伐採のアーボリストたちも同様に凄いぞ。あと、忘れてならないのは、林さんも同じだが、この人たちは生き物に対する愛情が深いことが共通項かな。

 私見だが、山関係に関して言えば、樹や山、其処に生きるものなどの自然に対して愛やリスペクトを持っていない人たちは、例え腕が良くても只の作業員、もしくはロボットに見える。それは、自分の道具に対しての姿勢も同じかも知れない。職人というのは実はもの凄く教養深かったりする。仕事の肩書きなどではなく心がけの意味で作業員なのか職人なのか山守なのかを選ぶのは自分次第。

 それに、道具を大事にしなかったら故障だけでなく、山仕事の場合には事故に繋がる。樹や山や仲間、そして道具にまで対して意識を伸ばしていき波長を合わせて、相手の都合や状態をキャッチするセンサー。それは自分自身を超えたところにある。他の存在と繋がれるかどうかで、人間が勝手に作った資本主義社会というシステムの内のロボットなのか、それとも人として自然界の一部として生きているかの違いになるのでは。
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 自然の恵みに対して収奪の意識しかなかったら、この世界はどうなってしまうのだろう。動力をぶん回して自分の都合ために自然界を壊していたら、そのツケは誰が背負うのだろうか。

 全体を生かすために、また育てるためにバランスを採ることで、そのおこぼれの恵みを生きる糧とさせて貰う位のマインドでなかったら、自分たちの首を絞めてしまうことは必至。って、もうそうなっているんだけどね。

 だから我々は生き方を変えたいと思っている訳だ。自然に対して愛とリスペクトの想いを持って整備作業と育林作業が出来る人はどんなレベルであっても山守に成れるのではないか。林業界の体質改善は、そんな素朴なところからが大事に思えるし、そういった人たちが今後増えると良いなあ、、、という能書き終わり。

 さて、林さんがチェンソーの扱いを誰か特別な人に習ったかどうかは聞いたことが無いが、ログハウスビルダーでもあるのでそれでチェンソーの扱いが上手くなったのだろうか。

 カービングは本業になってないと聞いているので、何で食べているのかと尋ねると、大工仕事の手伝いに行っていると言う。好きなことをやっていくには、その方が良いと言う。共感

 また、作品を作って売っておられないのだが、頼まれれば彫るそうだ。一体を商品として作るのはもの凄く大変なので価格をどうやって付けて良いか解らないので、頼まれた時にだけ作っているらしい。
 でも、噂で聞くと可成りお安くやってしまっているらしい。田舎の人はホントこういうものにお金を出さないからね。都会だったらゼロが一つ違うのではないだろうか。

 でも、そのスタンスは、この魂が籠った作品からも解る。どれも優しげで、また愛嬌があって癒される作品なのだ。それも林さんの人柄から来ている。

 林さんは腰が低く率直に誠意をもって接してくれる。メイルでの対応も同様。今の世の中、自分が(情報なども)受け取るばかりの人が殆どだけど、林さんは差し出す人側のタイプ。心に余裕があるんだよね。

 だから独学でこんな作品まで作ってしまう。道具を見ればその人がどんな人か伝わって来るけれど、さらに作品は全部自分の内側をさらけ出すからね。そして、何と感応して融合しているかでしょ。林さんの作品は癒し系? 愛が籠っている作品だと思う。共感する人が何処でも同じだから、アメリカでも毎回優勝しているのだろう。林さんのブログ「ログ鷹日記」はこちら。※2016年12月にHPを開設されたそうだ。ギャラリーページにはダイナミックな素晴らしい作品が掲載されている。が、自分的にはサイト内のブログの猫寺の写真も好き。
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【林さんの道具】
 チェンソー沢山。デカいのから小さいのまで。門外漢なのでよく解らないが、同じものも複数ある。
 実演の途中で燃料とオイルを足すのが面倒だからと言っておられた。

 で、刃付け。凄かった。使い込んだ刃でも、全部同じ大きさで同じ角度で機械でやった様に揃っていた。カービングは石などで刃を飛ばすことは無さそうだから凸凹にはしないだろうしね。

 そしてどれもピシッとしていて美しい。刃物はやはり美しくなくちゃね。

 右の画像は3年前のもの。今回も覗き込んで来たが、小さいもので若干フック気味のものと大きいものでバックスロープ気味のものが見受けられた。

 聞くと、以前は上刃目立て角を縦挽き用にしたり、また横刃もフックとかバックスロープ気味とか色々やったけど、杉が材料なのであまり変化がないため、今はメーカースペックに忠実に刃付けをしているとのことだった。
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猫寺---山口県萩市の雲林寺でチェンソーアート「50匹の猫展」開催

6IMG_9947 アメリカの大会で何度も優勝している山口のカーバー、林隆雄氏の「50匹の猫展(9/29〜10/31:10時から17時)」に行ってきた。
※カービング(カーヴィング?)とチェンソーアートは同義で使われることが多いが文字を打ち易いので此処ではカービングとさせて頂く。

 山口県のイベントでは可成りの頻度でカービングのデモンストレーションをされているのだが、近いのに島根側では滅多に観る機械が無い。
 3年くらい前にカービングの実演を津和野町の隣の吉賀町で見たきりだったので、12日、13日に実演も行うとご案内を頂き、また猫に特化した作品展とのこともあって覗きに行ったのだった。


【凄すぎる猫寺】
 いやあ〜、ビックリ。こんなお寺が有っても良いんだ。ほんと猫まみれ。猫の作り物やグッズ、書籍ってメチャクチャ多いんだと実感。

 聞いたらご住職の趣味だそうだ。お寺は臨済宗の禅寺。空き寺になっていたのを20年前に臨済宗の先輩に勧められて岡山から移住された住職ご夫婦が継いで維持しているらしい。雲林寺は山口県萩市吉部上2489にある。駐車場は二カ所あり広いので安心して停められる。
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 此処はまさに猫寺。今回、林さんの作品が更に持ち込まれたのでさらに猫だらけだ。猫展終了後には林さんの作品が少し残して居なくなるので、猫好きな人で林さんの作品を見たい人は10月末までがチャンス。

 今後は、何処かで他の動物と合わせて動物園をテーマに展覧会を開く予定と林さん。

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しまね樹木医さんのお仕事現場乱入? &島根の自然環境教育・・・

6IMG_8846 超難しいと言われる樹木医さんの試験。その難関を通った人たちは日頃何をやっているのでしょう。お仕事あるのかなあ? なんて考えてしまうのは、島根で知り合いになった樹木医のオジさんたちが何人も居られるのだけれど、樹木医としてお仕事になっている様子があまり見られないから。

 当記事を書く切っ掛けになった出雲の樹木医マッキー氏によると、
『今年の樹木医の一次試験は島根県から4名の方が受験された様です。◯崎さんはその内の一人です。合格おめでとうございます。』
 とのこと。一次試験は夏前、二次試験は秋にあって、一昨年樹木医の資格を取った大田市のH井田さんが秋の二次試験の最中に連絡くれて、筑波に確か1週間位は泊まり込みしているという話を聞いた覚えがある。大変なんだね〜。

 此の◯崎さんという方は、森林組合の若い方で、昨年島根で開催された信州伊那のアウトドアショップKさんのツリークライミング講習も受講されておられる方。
 島根県下の各森林組合の若い方々は皆さん真面目で人柄もいい人が多いので、自分的には結構好きな人たち。皆さん是非合格して下さい。応援してます。


【島根の一般向け環境教育は結構充実】
 島根では県の水源林税を活用した子供たち向けのみーもサマースクールとかみーもスクールがあり、他にも学校の環境教育の中で子供たちのサポートを行ったり、または一般向けの環境教育のイベントもあるが、そういった環境教育では島根県の森林インストラクターの資格が有れば良い。

 この制度は現在休講中だが、9期生まで居る。昔は可成り詰め込みの厳しい講習だったらしいが、近年では年に6日3回の講習に出て課題を提出して認められ受かれば良い。樹木医さんたちは200種と聞いたが、我々は50種の山の木の葉を採取して調べて標本作りをするのが一番大変だったくらい。あとは楽しくて為になる研修ばかり。そして多くの人たちが子供たちの環境教育に携わっている。

 でも、そういった活動をしている方々にも国の森林インストラクターや樹木医の資格を重ねて持っている人たちも少なからず居る。

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6IMG_2360 また、夏前に日本自然保護協会(NACS-J)の自然観察指導員の島根講習会があってうちの嫁さんも参加したのだが、その際の講師やサポートの人たちには知り合いの樹木医の人たちが沢山居られて色々教えて貰ったらしい。

 でも、子供たちの環境教育以外では、大人たち向けの自然観察会で樹木医さんたちの指導を受ける機会が年に1、2回程度。折角の知識と智慧が島根では宝の持ち腐れ手で勿体ないよね。


【移住者から見た島根の自然】
6P1030513 僕等移住者は島根の自然の豊かさには感動する事ばかり。自分が育った頃の横浜なんてど田舎で今の青葉区にある母親6IMG_8516の実家に夏休みに行けばトンボ採りから色々な昆虫採集や川遊びやらやっていたのだが、島根に来てトンボの種類の多さにビックリ。
 観た事も無い知らないトンボが沢山いるし、他にも昆虫も鳥も珍しいものを日常的に沢山見たり、また夜にもフクロウやら聞いたことが無い鳥が鳴いているしね。

 前に住んで居た匹見の家の裏ではモリアオガエルやその卵を見たし、イモリやヤモリは日常的に其処彼処に居る。
 ある時なんて、夜中にガサゴソ音がするので見に行っ6IMG_9393たら、なんとヤマネさんが襖を伝って天井に貼り付いていた。超可愛い。。。

 また、ある晩寝ていたら指の激痛で目が覚めた。またムカデに刺されたかと電気を点けたところ、なんと沢ガニさんだった。別に寝床まで上がって来て勝手に指を攻撃しなくてもいいのにね。

 その沢ガニさんは家の回りにも居るが梅雨時の湿気が多い時期には、家の中の土間を歩いているので気をつけないと踏んでしまう位だった。昔は居酒屋で沢ガニさん食べて居たけど、一緒に生活するとその愛嬌がある動きが可愛くて、とても食べるなんてことは・・・6IMG_18956IMG_8488

 また、生活道では、夕方から夜に掛けて走っていると、熊さんに狸・アナグマ・狐・テン・山ネズミなどなども出没。そして、川がちょっと増水すると、道にツガニ(モクズガニ:写真右、体は手の拳大)さんも出て来る。まだ遭遇していないが、奥出雲の別宅の前の沢にはオオサンショウウオが居るそうだ。

 そして、どこも山野草だけでなく薬草の宝庫だから勉強する事は一杯ある。日々の生活自体が自然観察会みたいな島根暮らしだ。
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チェンソー製材機があれば、山の資源を自分で活用できる!

6IMG_8573※2016/7/15追記---裏山製材(文末へ)
 またまた道具ネタでご無礼を致します。何年も前(4年くらい前)から欲しかったチェンソー製材機をやっと此の春に導入することが出来ましたので、その触りだけでもちょっとレポートしましょう。

 裏山の資源を活用するためには、ロープウィンチとチェンソー製材機があればこそ。薪ストーブもあるし、モキ製作所の薪(竹でもOK)ボイラーもあるし、これで一通りのベースが揃ったかな。

 島根県東部の雲南市に於いて、住民や移住者(希望者?)の方々を対象に、山村の空き家に泊りながら、自分自身で木を伐採して搬出を行い、その材を活用して行く講習を展開して行く計画があります。

 また西部の石見地域では、温泉宿に泊りながら、同様に山から木を伐り出して製材するなどの講習が可能ですし、うちの集落の高台にある素晴らしく景色の良い農家を貸して貰える話も出ていますから、もしかすると、家を修復しながら農林業の体験が出来る様になるかも知れません。

【元は梶谷氏のブログ記事から】
 そもそもチェンソー製材機なるものを知ったのが、Iターンで吉野に入り、為になる林業の情報を発信されている梶谷哲也氏のブログ記事でした。
 梶谷氏は、「梶谷哲也の達人探訪記」や「林業現場人 道具と技」シリーズ(現在14号まで)など全林協さんの書物に沢山登場されて様々な智慧を書籍でも伝授されていますが、ブログとFacebookでも突っ込んだ話、普通では聞けない現場での失敗談なども披露して下さっています。

 プロの方々の中では超有名な方ですが、此れから山仕事に携わろうという新規参入者の方々にとっては何から何まで非常に参考になることを発信されていますので、過去に遡って記事を網羅されると良いでしょう。

 さて、その記事、「チェンソーで製材してみた(1)」を4年前に読んでからは欲しくて仕方が無かったのですが、なんと言っても其の頃は行政の嘱託職員で手取りが月10万円ちょっとの生活ですからとんでも無い話です(山奥の限界を超えた集落住まいで、お風呂用の深夜電力の電気温水器の電気代が高いこと、それから街まで35kmあるのでガソリン代が。。。あとは冬の灯油代がもの凄かったし、寒いので冬のアルコール燃料も沢山消費。夫婦で暮らすのにはギリギリの生活費でした〜)。

 その為に、助成金で手に入れようかと色々画策したのですが其れも適わず。他にも色々企画したのですが、結局手に入れられず今に至ったというわけです。補助金頼りというのが大体考え方が甘いですよね〜。続きを読む

【告知】ロープスプライス講習開催 島根県東部 2016/11/3〜4 by アウトドアショップK 及びロープスプライスの風景

【ダブルブレイドロープのアイスプライスとフォローブレイドロープのアイスプライスやウーピースリング作成の講習開催予定】
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 先日、記事に載せた広島、安田林業さんのロープスプライス講習も盛況の内に終わった様子。
 益田からの参加者の方からメイルを頂き、ダブルブレイドのアイスプライスは結構大変だったとのことを伺いました。

 でも、ロープを多用する方々にとってみれば、自分で加工出来ればコストダウンに繋がること必至。
 そして、フォローブレイドロープの場合には、現場で傷んだロープを再加工出来ることも強みだそうです。

・本年11月3日(旗日)と4日(金曜日)の二日間の予定でロープスプライスの講習を島根県東部で開催される予定です。

 Kさんは相変わらず超忙しくてサイトでの告知もアバウトな状態(因みに講習現場の事情で今回リギングは出来ないと思います)。
 でも、講習用の現地確保など頼まれて、すでにスタンバイ出来ているので確実開催、、、の予定です。
 あ、5日(土)と6日(日)はロープクライミング講習ね。11月の1日(火)と2日(水)は造園協会さんのクライミング講習の予定なので一般の方々の参加は無理。サブ講師は去年はツリースリーの戸出氏と島根からは堀江氏が担当。今年はJ内氏もサポートに入る予定の様子。もしかすると、今回も安田さんが、手伝いとか言って遊びに来るのだろうか。

 その、安田林業さんも、ロープスプライスとクライミング/リギングの講習を定期的に行うつもりと社長からメイルを頂いているので、興味がある方は安田林業さんのサイトのページをご覧下さい。

【ダブルブレイドロープ CLASS1 24ストランドのアイスプライスに挑戦】
 さて、アウトドアショップKさんが以前から島根でもロープスプライス講習をやろうと言っていたのですが、其の前に、実家の用事で暫く関東に戻って来た時に往路と復路で伊那に寄って自分自身がお勉強しに行って来ました。
 でもって、ロープスプライスに興味がある方の、ご参考になるかも、、、いや、ならないかも知れないけど、自分で出来ると便利なのは確かなので書いてみることにしました。
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森造りの「藤森隆郎先生の講演会」in 松江 7月8日 2016年

G000100168S00-1 いやあ、まずいまずい・・・大分前にチラシを作っていたのにもかかわらず、こちらにアップするのを忘れていました。

 チラシ本文から抜粋します。申込み、及び詳細については、オフィシャルサイトでチラシをダウンロード出来る様にしてありますので、そちらから。

1.開催日時:平成27年7月8日(金)14:00~16:00
 
2.開催場所:島根県松江市母衣町55 番地 林業会館5 階大会議室
3.講演内容:「長伐期施業―持続可能な森林管理の本質」藤森隆郎先生
4.申込み:一般の方も参加可(要申込み) 申込みはチラシに記載
5.日本林業技士会(島根県支部)、島根県林業研究グループ連
絡協議会共同開催

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ハイリフトジャッキ!(災害時のレスキュー用に)

☆熊本の地震の際に考えるところがありハイリフトジャッキを導入の巻☆
6IMG_8212 リリースしたいネタは沢山あるし、画像も沢山溜まっているのですが、ホント時間が無くて・・・いや、老化で体力気力が追いつかないのが現実なんでしょうけど。
 
【重たい道具満載の愛車】
 さて、このゴチャッとした画像は、愛車のデリカスターワゴン(最終型のMT、LSD付き中古、現在17万km走行)のリアシートの下のもの。

 何が収まっているか分からないですよね。奥の方には自分でも何を突っ込んでいるか忘れてしまっている状態だったりして、掃除をすると、“こんなものも入れていたんだ!”と感動する始末・・・

 そう、ボケの領域に入っています。はい。

【重たい道具を積んでも燃費の良いディーゼルを更に良化させる高性能添加剤】
4IMG_6002 今は講習会ばかり行っているので道具類を何時も満載ですし、屋根にもラックが2台も積んであって其処にも荷物を載せることが多いのです。重い時にはヘッドライトが空に向いてしまうので夜の走行に樹を使う位になります。

 それなのに燃費が良いのは、前の持ち主の方のメンテも良かった事と、わたしがディーゼル車の扱いに慣れている事、そして何処かにも書いたと思いますが、“ナノワークス”という、スペシャルなエンジンオイル添加剤を使用している事で低回転のトルクアップ、振動の低減、燃費向上を実現しています。

 島根県下の山道を走って東部と西部を行ったり来たりしても(高速もたまに走る)90km/h以上で飛ばさなければ大体リッター当たり11km代を記録。そして長期間、その効果が持続する事も体験しています。
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 7年位前から使っているので、このナノワークスについては、また別途記事にしたいですが、ポンコツになったエンジン程、其の効果、変化が分かり易いです。また、チェンソーや刈り払い機のガソリンにほんのちょっと垂らすだけで旧いエンジンがよく回る様になります(振動も少なくなりレスポンスも向上)。当然、燃費も良くなります。

 うちの軽トラは20年前の4速マニュアル四駆ですが、津和野と奥出雲間を山ばかり走り、二名乗車荷台は搬出道具満載で500km近くを往復した際にはリッター当たり17kmで走っていました。

 もっとも島根は道がよく、広域農道などでもスピードが出せます。が、4速軽トラはは精々5〜60km/hで走るのがやっと。でも、昔の4速軽トラは低回転域のトルクが太いので3、4速で大体の道をカバー出来ることも強みなのでしょう。

 さて、実はナノワークスのサイトの筑波走行会の記事でホンダのビートを運転しているのは私。そしてラジコンヘリコプターへ使用した際のインプレッションを書いている方の話は、相模川の河原で出会ってナノワークスを少し分けて上げたら、其の効果に喜ばれてユーザになって書かれたものです。

 おっと、いけない! また話がずれてしまう。今回はハイリフトジャッキの話でした。四駆でやばいところをアタックしている人にはお馴染みのものです。以前はなかなか買うところまで行かなかったのですが、今回の熊本の震災を機に導入しました。
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避難中の車中泊の際のエコノミークラス症候群(旅行者血栓症)だけでなく鉄骨住宅暮らしの注意点

室内地磁気計測☆遅くなりましたが熊本の震災お見舞い申し上げます☆
 なかなか記事更新が出来ずにご無礼をしております。前回の記事は熊本の震災の前でした。今頃になってですが(本記事は5/1に書き始めて多忙のためアップロードする6/23までスタックしていました)、震災に遭われた方々へお見舞いとお悔やみを申し上げます。昨年お世話になった方々も被災されてしまったとのことなのでどうしたものかと悩み中です。

 昨年は2度熊本にお呼ばれして県林研の搬出とロープワーク講習を行わさせて頂きました。熊本の方々の人柄と食べ物の美味しさ(此れってリンクすると思うのですが.....)が印象的でした。

  最初の地震後直ぐに、その時に知り合いになった県の職員の方々と、菊池郡のお茶の福本園さんにメイルを。
 県の職員の方々はご無事でしたが、お家が大変なことになっているとのこと。それでも、地震対応に奔走されている様子でした。

 一方、福本園さんはというと、お家と工場に被害が及んだもののご家族もご無事の様子が確認出来ました。が、その後に本震 が・・・
 でも、HPではご無事であることが書かれていて、受注もされているとのことが分かりました。そして、その後5月後半にまたまたお茶をお願いすることになり、ろくに寝ないで作られた新茶を、お世話になった方に送って頂く手配ができました(福本園さんのお茶は減農薬と微生物による土壌管理をされているので、志の高い好ましいものと考えています)。

 その際にお住まいの事を尋ねましたら半壊しているとの事でしたけれど、でも周りの方々のご尽力で工場が稼働出来る様になっているので、折角できてきる新茶を摘み取って加工されているとのことです。連絡をした際に出られた従業員の方は、少し離れたところにお住まいがあるそうですが、ちょっとの違いで全然被害が無かったそうです。

【金属の箱の中で長時間過ごすということは】
 さて、ネットでのニュースを観ていますと、今回の熊本の震災においても、車で避難生活をされている方々へのエコノミークラス症候群への対策の勧め記事を目にします。(NHK NEWSWEB防ごう! エコノミークラス症候群
 この言葉を初めて知ったのは、中越の地震が起きた後でした。避難所暮らしを逃れて自車で暮らしていた方が、長時間の同じ姿勢に寄って静脈瘤が出来、それが肺の動脈に詰まって急に亡くなったというものでした。急性肺血栓塞栓症とも言われるそうです。

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お知らせ・奥出雲エリア---ミニイベント “あわいの杜一日籠り” 雲南市吉田町民谷

5月1日開催「あわいの杜の一日籠もり」結果報告:当日は天気に恵まれ爽やかな薫風が吹く中で楽しく終了したそうです。影山氏から画像を貰いましたので掲載します。
 参加者には、わたくしの知り合いの方も沢山居られますね〜。参加したかったけれど所用で横浜に来ているので・・・おいしい山菜やタケノコをたっぷりと召し上がったことでしょう。
あわいの森IMG_1369sあわいの森竹炭焼きあわいの森竹炭づくり









 信州のモキ製作所製無煙炭化器による竹炭づくりと参加者の集合写真。上の画像では、炭化器の上の方が灰になってしまっているけれど、奥の方でしっかりとした竹炭が出来ていたとのこと。後日、その竹炭を使って蓄電池が出来るかどうかを実験するとのことです。

 取り敢えず、この無煙炭化器は面倒な竹の処理を行うのには超優れもの。出来た炭は土壌改良剤に使う処理方法が日本各地で行われている。うっかりと火の管理を忘れて放置すると灰になってしまうが、それもオーガニック農法には有用。

 剪定木や竹を燃やすことは廃棄物処理法には引っかからないので野焼きをしても大丈夫らしいが、この無煙炭化器を使った炭づくりは煙は最初だけしかでないので近所に挨拶をしておけば、街中で行っても平気ではないだろうか。そもそも、廃棄物を燃やしている訳ではなく炭づくりをやっているので、周りが広いところで、消火用の水の用意を行い、火の管理さえしっかりと行えば消防法にも抵触しないみたいだし。。。詳しくはメーカに聞いてみて下さい。

 この無煙炭化器はわたくしの協議会で管理しているものだが、他にもモキ製作所製の無煙“竹”ボイラーもあり、こちらも乾燥した竹を燃料として150Lのタンクのお湯を数十分で湧かせる優れもの。エコ生活や災害時に非常に役に立つでしょう。
 迷惑ものの竹の有効活用の一つとして優れたアイテムなのでご興味がある方はお調べ下さい。
以上
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【民谷情報プラスα】
 こちらは、同じ頃に同じ民谷の清岸寺さんからお誘いのお電話を貰った時のもの。『山菜を採ってみんなで食べるから来ませんか〜!』、「ひゃあ〜、残念!いま横浜なんですよ〜・・・」
 その後に携帯にショートメイルが。『今から庭で天ぷらです。』『三つ葉、ウド、こごみ、柿の葉、お茶の葉、イタドリでーす!蕎麦は主人が打ちました。』
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 クッソー!どちらも参加したかったなあ。わたしは山菜キノコ大好き人間。関東に居る時には仲間と新潟の残雪残る山奥まで採りに行っていました。テントを張って三日三晩の山菜パーティ。沢登りの装備で沢歩きをしながらウルイなど多種の山菜を山ほど調達。地元の人たちも採りに来ない山の中なのでのんびりと調達。呑んだあとのコシアブラ飯なんて超絶品!
 採りたての山菜は意外と灰汁の影響がなく、沢山食べてもお腹に影響がない。但し、強いものもあるので基本的には食べ過ぎ注意です。カタクリなんて花も葉もお浸しにすると超美味しいけれど食べ過ぎた女の子は一晩ダウンしていたこともありますから。以下本文に戻ります。
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山菜ツアー2016L またまたお知らせです。春はイベントが多いですからね。
5月1日開催「あわいの杜の一日籠もり」

 昨秋に行われた「雲南市吉田町にてツリーワーク講習開催予定---11月21日22日」の会場だったタタラ製鉄で有名な吉田町で、此の春は山菜採りと竹活用のミニイベントが開催されます。


 主催者は、長年石見銀山で学生さんたちのためのワークショップを運営されて来た方です。

 ご自身の本業である会社のWebサイトはこちら。色々深いお話が伺えることと思います。

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お知らせ“4月16日&17日 ロープワーク勉強会開催予定&レポート追加”---安田林業さん(広島県廿日市市吉和)

6月8日更新:
安田林業さんの6月ロープスプライス、7月ロープクライミング講習会開催のおせらせ

安田社長より以下のお知らせを頂きました。ご都合とタイミングが合う方はお問い合わせ下さいね。


この度、クライミング及びスプライスなどの研修会を開催することとしました。
全ての日程となると不定期になると思いますが、とりあえず下記の研修会を開催いたします。
IMGP2040お知り合いの方で興味のある方がいらっしゃいましたら、ご紹介ください。

なお、詳細・申込はホームページに記載しております。
http://yasuda-forest.jp/workshop.html

6月26日(日) スプライス研修
7月9(土)~10(日) ロープクライミング研修[STEP1]

よろしくお願いいたします。


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5月24日更新
:勉強会の画像を安田氏より頂きましたのでアップロードして報告とさせて頂きます。
s堀江さんs練習風景









 当日は風が可成り強い日でしたが、あまり影響なく出来たそうです。本勉強会のお知らせを差し上げた益田市からの参加者2名に報告の電話を貰いました。
 上右画像のオレンジ色の人は雲南市の堀江氏。来て居られたんですね。今年も秋に島根県東部でツリークライミングとロープのアイスプライシング講習会を予定しておりますが堀江さん講師で来て下さいね。
sリギング作業sシステム検討









 上左画像は、グループに分かれてリギングシステムをどの様に構築するか参加者で頭を捻っているところ。益田の参加者の方からは勉強になったとお聞きした。
 上右画像はリギングの様子。我々素人は、「この位の高さの枝なら、梯子で登ってチェンソーで枝を落とせば良いや・・・」などと簡単に考えるけれど、実は凄く危ない考え方。何故なら、この位の高さだと枝先が先に落ちてたわみ、反動で元口が自分に向かって飛んできたりするから。
 また、枝が何処で絡むか分からない場合もある。八王子で空師をやっている友達は昨年、伐った枝の元口が撥ねてチェンソーで左手を切っていた。慣れた者でもそんなことがある。
 さて、安田社長からのメイルに下記の様にあった。

『当日は総勢15名で福岡・島根・広島の各県から参加がありました。
現在、クライミング講習とスプライス講習の開催を検討しております。
来週から長野での研修を受けてきて、詳細を詰めようと思っておりますので、今後ともよろしくお願いいたします。』


 お、やる気まんまん。Kさんところへスプライシングを教えて貰いに行く気だな。わたしは一足早く、先日法事で横浜に戻った復路でKさんのところへ四日間居候して出来る様になって帰って来たのだ。新しく出たロープ、タキオンは硬くて往生したが、ちょっと技を使ってカバーをアイに被せる方法を発見。もし最後の詰めが大変な時はご教授しますぜ・・・安田社長。

と、書いたところ安田社長からお返事を頂きました。

『今回の研修出張は、アーバンフォレストリーさんの研修受講です。
もちろん、木下さんの所にも寄りますけど(^_^)
実は、Class1スプライスの技術は既に持ってまして、社内で使用するロープは勿論、弊社販売のロープ系のスプライスは弊社で作成のものです。
今回の研修は、自らの技術向上と、研修方法を学ぶために受講してきます。
次回研修をお楽しみに(^_^)』


だそうですので、近県の方は安田林業さんの告知にご期待を!
ご無礼致しました。拝

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4月14日更新:予定を貰いましたので抜粋転記します。詳しくは安田林業さんにお問い合わせを。

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今週末のリギング勉強会の日程が決まりましたので連絡します。
16日(土)13時。リギングのためのクライミング練習。
 ちなみに私たちは午前中から準備に入ります。
17日(日)9時。同じ場所でリギングの勉強会。 
 当日は午後から雨の予報なので、あまり遅くまではやりません。
 よろしくお願いいたします。
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 急ではございますが、(^^;; 広島の安田林業さんのプライベートイベントのお知らせをします。

 3月には島根にアウトドアショップKさんたちに来て頂きツリーワークの講習会を行って貰いました。
 その際には、安田林業の安田社長もお手伝いに来られ無事講習会を終える事が出来たのですが、社員の方々にも刺激になったらしく、自分たちの勉強のためにプライベート勉強会を開催されるとの事。

 以下の様なメイルを安田社長より貰ったのですが、申込みをして貰えば外部の方の参加も可能とのこと。確約はできないと思いますが、「時間があれば、クライミングの体験くらいは出来るかも」ともコメントを頂きました。ご興味がある方は、直接安田林業の安田孝社長まで問い合わせてみて下さい。

(右写真は、3月末の吉賀町柿木村に於けるアウトドアショップKさんのリギング講習時のもの。オレンジのプロトスヘルメットが安田社長。白ヘルメットのクライマーはツリースリーの戸出氏。行っているのはODSKさんでM-RIGと言っている吊るし伐りのやり方でM字型にスマートウィンチで吊るして、PCW3000で伐った材を吊るしたまま移動させてしまうためのセッティングを行っている。白ヘル、蛍光イエローのジャケットの戸出氏が乗っているトップカットした材を根元から伐って浮かせて移動する準備中。またレポート書きます)
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