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2015年7月18日:尾鷲で久々に親戚の方々と邂逅する貴重な時間を得た後は、折角だから伊勢に足を延ばすことにした

 7月の20日に兵庫県丹波市に於いて、『丹波市新エネルギー普及事業 未来の森づくりシンポジウム 〜薪循環で森を宝に〜』が開催され、その翌日に災害現場でウッズのきこりさんと一緒に作業をして、搬出のボランティアをやるから来ない?とODSKさんに誘われて居た。
 当日近くにならないと行けるかどうか解らないのでまた連絡します、と返事をしてあったので出直すとなると日程がギリギリだが、お伊勢さんに行った事のない嫁さんを連れて行く事にしたのだった。

 それにしても、伊勢の樹々は凄かった。神社林、そして奥の山には別の次元の生命が感じられる。それが粘菌によるバイオフィールドなのか樹々の精霊なのかは解らないが我々とは違う存在が居まします様に感じられる。


【伊勢の山奥で寝る】
 台風が去って天気も回復傾向。尾鷲を18日の夕方近くになってから出る事になったので、丁度良いと紀北町 から260号線に入って途中南伊勢町で食料を調達。何処を今夜の塒(ねぐら)にしようかと地図とにらめっこ。彼方此方移動して確認するがピンと来るところ がなかなか見つからない。

 そもそも、台風が去って雨が止み、気温が高くなったので標高が低いところでの野宿は厳しい事は解っていた。で も、台風の後に宮川ダムの方へは回る気がなかったので、どれだけ厳しいかチャレンジする事に。導かれるがままに水の美味しい素敵な場所が見つかった。が、 嫁さんと呑んで食べて一気に寝たが、やはり暑くて3時過ぎには起床。支度をして出かける。先ずは伊雑宮へ。
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伊雑宮
 
結果、最高でした。我々だけしか居らずユッタリとした時間を頂く。小ぢんまりとした鎮守の森は素晴らしく、二人で大感動。失礼の無い様に歩いて回り木々にご挨拶。皆さん精霊が宿る様な立派な樹さんばかり。

 それにしても何で杉の木がこんなに斜めになって育ったのだろうと不思議に思える。写真を撮ったのが朝の5時にならない内で、辺りはまだ完全には明るくなっていなかったのだが、今のデジカメは上手に景色を採り込んでくれる。

 5時半に近くなるまでゆっくりと回っていたが、明るくなって帰ろうとしたところで土砂降り。トイレの前で足止めをくう。雨も上がって内宮に向かって走り出したら空に虹が架かっていた。

 なかなか他では味わえない適度な深さの森の中の渓谷沿いの道、伊勢道路32号線を内宮に向かって車を走らせる。お伊勢さんの裏の山・・・凄く良い!
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【内宮は早朝から人が一杯】
  内宮の第一駐車場に6時頃着いたところ、なんと人や車が沢山動いている。第一の駐車場は我々が最後の二台目で、直に最後の車が来て満車。三連休の中日なの で相当人が出ているのであろう。警備員のおじさんが、タクシーの運転手さんに、「朝から忙しくてかなわん!」とぼやいて居た。
 
伊雑宮でのびのびしていたので、内宮の人の多さにビックリ。皆さん凄いよね。世の中の景気が悪いと神社仏閣が流行るというけれど、此れがそうなのかなぁ。皆さん神頼みされるのでしょうか?

  私たちは自転車操業の様な生活をしているが、特に神様にはお願いごとは無いので、日頃のお礼参りというところ。嫁さんにとっては初めてのお伊勢さんだが、 何方かと言うと巨木巡りになっていて、大きな神気が籠る木々に感動ばかりしている。参拝を済ませてグルッと回っても裏の方も人だらけ。


【外宮】
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4ise8 そして外宮へ。外宮の駐車場はまだ空いていた。7時頃。参道を歩いて行き右に曲がるところで空気が変わるのは
何時もと同じ。結界なのだろうか。内宮では自分はあまりそういうのは感じない。内宮では以前来た時には、裏の方の通り道に行くとシンっとした感じがある時もあったが、今日は人が多かったせいかよく解らなかった。

 三ツ石を過ぎて、土宮、風宮から多賀宮への階段の辺りは、もう大勢の人たちが。渋滞、行列は体質的に合わないので、即踵を返して帰る方向へ。別の出入り口の方に回ったら、やっと静けさを取り戻す事が出来た。
 
 途中の老木は苔むして、さらに
頭の高さにあるうろの痕から別の木が生えていた。この木が大きく育ったらどうなってしまうのだろう。


【植物に人間は敵わないので共存させて貰える様にお願いをする】

 それにしても植物の生命力は凄い。今年の天候のせいか、庭の草も田圃の畦の草も直ぐに大きくなってしまい、しょっちゅう草刈りをしている。人間の数が減ったり、人間の生命力(免疫力も含めて)が弱ったら絶対に植物に負けるよね。

 もし、大災害や紛争等で原油が入らなくなって燃料が手に入らなくなったら刈払い機もチェンソーも動かせなくなったらどうします?

4tedougu 普通の若い人は、鎌とかノコギリ使った事が無いでしょうし、ましてや研ぎや目立て等は出来ないからね。そもそも、鍛冶屋が居なくなってしまい、まともに使える道具としての昔からの知恵が籠った手道具が手に入らなくなっている。

  うちの協議会では、というかわたしが昔、刈払い機などが普及していなかった頃に、東京の裏高尾の方の森林組合の下請けで、造林鎌(大鎌)と鋸と鉈だけで除 伐をしていたことがあるので幾つも良い刃物を持っている。また、伐採用の窓鋸もあるので、体力さえあればある程度のことは出来る(つもり?)。

  万が一の際のリスクマネージメントの事もあり、燃料の要らない手道具類の運用と、それから人力と知恵だけで材を搬出する為の方法については、何時も頭の片 隅にある。生業としての林業ではなくて、山に暮らす為について回る日常的な山仕事のためのノウハウと道具類の確保は、昔の人達に倣って身に付けたいと願っ ている次第。

 土台、植物に人間は敵わない。力づくで征服しようなどとしたならば、最後には地球母さんが身震いをしてリセット。そうしたらどんなテクノロジーをもってしても人間が敵う訳が無い。もう、ゴメンナサイして改心し、感謝と共に暮らせる様に方向転換をした方が良いのでは?


4iseitinomiya【鈴鹿へ:伊勢一宮】
 さて、話しが脇道に逸れたが、丹波に行くのに伊勢から京都に入るのにどうやって回ろうかと悩ましい。兎に角、標高の高いところで野宿をしたい。二晩続けて暑いのはご免だしと考えつつ、鈴鹿山脈か、それとも現地へ飛んで丹波の山の中で探そうかと。

  それで、鈴鹿に向かうのだったら、大きな樹がある椿大社に回ろうなどと思いついた。猿田彦を祀る伊勢一宮だし、ご挨拶をしておかなければなどと考える。 我々は一回り違うが申年夫婦。関係無い様な気もするが、なかなか来る機会もないので久々にお参りを済ます(スミマセン、うちの嫁さんを晒す気はないのです が、他に写真がなかったもので...お目汚しご無礼を致します)。

 そして、兎に角お腹が空いたと訴える嫁さんに対応すべく道の駅に入ったり食べるところを探すがなかなかセンサーに引っかかるところが無い。それで、大きな看板が出ていた一応、自然食系に当たるお店に入ったが・・・わたしが食べたメニューはちょっと???
4ise12 ま、右のメニューを頼んだ嫁さんは満足していたのでよしとしよう。お店を出る時には、入れ替わり立ち代わり人と車が出入りしていた。大分以前に仕事で暫く逗留していた地域なので、ここのお店にも来た事があるが、そんなに人気店だったとは。



徳島竹林【暑かった伊勢を脱出。涼しい塒を確保】 
  さて、食後気を取り直して、どうしようかと考えたが、高速で一気に兵庫に向かう事にした。でも、休日の大阪を通るのは腰が引けてしまうので、京都縦貫から 向かう事にする。車を走らせ京都市内を抜ける際の山を見渡すと、可成りのエリアが竹の山になっている。植林帯への侵入竹が観られる。竹林の放置は不味いよ ね。

 4年前に西日本に移住して来る際には、兵庫の知人宅にも暫くお世話になったが、兵庫県も竹林に覆われた山が多かった。また、四国の橋本林業さんのところと中嶋健造氏の案内で高知にも行ったが、やはり竹林があちこちで勢力を拡大している様が観られる。

moki-mbg150 今では、うちにも有るが竹を燃料に出来るボイラーや無煙炭化器などの良いものがモキ製作所さんから出ているので、此れ等がもっと普及すれば良いのにと思う。また、しっかりとした事業体ならば、販売者にして貰う事も難しく無いので、NPOなどでもエコな活動に併せて販売も行なえば良いのでは(会員ならば安く手に入れる術にもなるし)。
 ㈱モキ製作所営業主任の深澤さん:携帯080-5147-7476に連絡すれば日本各地へデモンストレーションにも来てくれる。

  竹ボイラーは、2m程度の乾燥孟宗竹を2、3本立てて入れて燃やせば、150Lタンクのお湯が夏場だと30分程度で80度以上になる(勿論、薪でも良 い)。お湯を使った分、自動的に給水される。災害が起こった際等にこんなに役に立つものは無いだろう。他にも、災害の際や自給的生活に役に立つ薪ストーブ 等もある。竹も手軽に燃料になったり、土壌改良用の炭資材になって出口が出来れば、侵入竹対策に有効だと思うのだが如何?

 さて、丹波ICで降りるつもりで行ってみると、地図では(仮)マークが付いていた京丹波パーキングも二日前にオープンした様子で沢山の人で賑わい駐車スペースも塞がっていた。ちょっと脇に停めて探検。夕食の材料も少し買えた。

 そして京丹波みずほICで降りて山越えをする。プライオリティから、先ず温泉探し。そしてビール、氷、食料の調達、それから今夜の塒探しへ。それぞれドンピシャ。冴える直感、流れ良し。
 塒は標高300mを超える乾燥した風通しの良い場所を確保。やっと、気持ちよく寝られる。ビールも酒もつまみも食事も美味しかった〜。シートを張ってキャンプベッドで外に寝る。グッスリ・・・

 丹波での続きは、また後日。