【ダブルブレイドロープのアイスプライスとフォローブレイドロープのアイスプライスやウーピースリング作成の講習開催予定】
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 先日、記事に載せた広島、安田林業さんのロープスプライス講習も盛況の内に終わった様子。
 益田からの参加者の方からメイルを頂き、ダブルブレイドのアイスプライスは結構大変だったとのことを伺いました。

 でも、ロープを多用する方々にとってみれば、自分で加工出来ればコストダウンに繋がること必至。
 そして、フォローブレイドロープの場合には、現場で傷んだロープを再加工出来ることも強みだそうです。

・本年11月3日(旗日)と4日(金曜日)の二日間の予定でロープスプライスの講習を島根県東部で開催される予定です。

 Kさんは相変わらず超忙しくてサイトでの告知もアバウトな状態(因みに講習現場の事情で今回リギングは出来ないと思います)。
 でも、講習用の現地確保など頼まれて、すでにスタンバイ出来ているので確実開催、、、の予定です。
 あ、5日(土)と6日(日)はロープクライミング講習ね。11月の1日(火)と2日(水)は造園協会さんのクライミング講習の予定なので一般の方々の参加は無理。サブ講師は去年はツリースリーの戸出氏と島根からは堀江氏が担当。今年はJ内氏もサポートに入る予定の様子。もしかすると、今回も安田さんが、手伝いとか言って遊びに来るのだろうか。

 その、安田林業さんも、ロープスプライスとクライミング/リギングの講習を定期的に行うつもりと社長からメイルを頂いているので、興味がある方は安田林業さんのサイトのページをご覧下さい。

【ダブルブレイドロープ CLASS1 24ストランドのアイスプライスに挑戦】
 さて、アウトドアショップKさんが以前から島根でもロープスプライス講習をやろうと言っていたのですが、其の前に、実家の用事で暫く関東に戻って来た時に往路と復路で伊那に寄って自分自身がお勉強しに行って来ました。
 でもって、ロープスプライスに興味がある方の、ご参考になるかも、、、いや、ならないかも知れないけど、自分で出来ると便利なのは確かなので書いてみることにしました。
 で、ダブルブレイド、、、甘く見ていました。Kさんのところで道具と材料、そしてポール氏のテキストを買えば、大体のところは出来るだろうなんて・・・
 其の上で、Kさんにちょっと教えて貰えば良いやなんて甘えた考えでいたところ、Kさん超忙しくて構ってもらえず(春にはお店に来れば教えてくれると言っていたのですが)。

【伊那の夜!】
 初日は、午後になってショップKへ到着。今度ショップが移動するという建物へ連れて行って貰い中を見学。そして夕方にスプライス用のアイテム類を見繕って貰ったけど、結局テキスト観ても動画を観ても全然解らんし!
 そして夜は早々に動物横町の亀さんへ行くという、もはや降参かと事態に・・・
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 さて、信州の珍味と言えば、ざざ虫、イナゴ、蜂の子でしょう。先ずはそれから注文。うちの嫁さん、過疎と言う言葉が最初に使われたという島根の山奥の匹見に暮らしていた時には、集落の人に蜂の子を毎年貰い、ご飯に山盛りに載せて食べていたと言う蜂の子好き。

 わたしも企業研究所相手の仕事をしていた時期には、KDD研究所のお客さんが教えてくれて、東京恵比寿の信州蕎麦のお店で此れ等珍味を肴に一杯やっていたのでお馴染みのおつまみですね。ソフトウェア開発会社の連中も一緒にみんなで良く飲みに行っていました。みな此の珍味が好きです。
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 件の亀さんは親子三人で営業していらっしゃるお店。料理も一ひねり工夫があってとても美味しいけれどメニュー名が素晴らしい!美味しい地酒もあるしボトルもキープしてくれるし、最後はお蕎麦で〆ることができるし、で言うことなし。そうそう、馬刺も美味しかった〜。熊本駅近くで食べた高級馬刺も美味しかったけど、亀さんの馬刺も良し。

 そんな訳で、結局三晩通ってしまいました。お店は伊那のKOA森林塾の早川先生が教えてくれたのです。亀さんには島崎先生も時々お見えになるとか。
 Kさんのところの講習で、もし伊那で泊るんだったら、是非亀さんへ。あとは早川先生に連れて行って貰った田村食堂も良いです。伊那のB級グルメのローメンも食べられるし、ボリュームたっぷり柔らか5IMG_73065IMG_7264お肉のソースカツ丼も食べられます。あと、おたぐりと言うもつ煮込みも美味しかったね〜。

 帰りにはコンビニでビールを買ったりしてけれど、品揃えも豊富だったし、トイレが今まで経験が無い位に掃除が行き届いていて5IMG_7265奇麗だった!
 四日間居た伊那ではラーメン屋さんに行ったり本屋さんやスーパーで買い物をしたけれど、総じて接客レベルが非常に高く、またフレンドリーなことにビックリ。

 長野の人や移住者の人に聞くと、この辺りではダントツで人柄が良いのが伊那なのだそうです。
 仕事が自分に合ったものがあれば住みたい地方都市のトップランクですね。
 でも、僕ら夫婦は超ど田舎山奥指向なので、やっぱり島根に帰りま〜す。。。

【心機一転?】
 翌日は気合いを入れて朝から嫁さんと二人でテキストを眺めつつ頭捻っていたけれどやっぱり解らん。結局、スタックしたまま自力脱出すること出来ず、放ったらかして気晴らしに昼食を食べながら、見晴らし温泉に行っちゃったりして・・・
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 温泉に入ってから名人亭というお蕎麦屋さんで昼食。僕らはお蕎麦は好きだしね。そもそも、嫁さんは元は蕎麦屋の店主、親子三人で無農薬の野菜を使った料理を具するお酒にも凝った蕎麦屋をやっていたんです。
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 伊那は景色が良いねえ。気持ちが晴れ晴れとする。見晴らし温泉から居りてくれば南アルプスが目の前に広がっているし、後ろを振り向けば中央アルプスの山が頂きに雪を残しているし(5月半ば)・・・。こういうところだと棲む人達がオープンマインドであることも納得できますね。

【助っ人登場!】
  さて、温泉入ってお昼を食べて、いい景色を見て気分転換したところで、作業場に戻ってアイスプライスを再開。う〜ん、何も進展しない・・・
 ところが、そこにサッと現れた女神さま。Kさんが差し向けて下さったのでしょう。

6IMG_7293 M瀬さんは、ポール氏やKさんに頼まれてロープ加工をする方。

 力もわたしより強いかも。その上、ロープ加工に手慣れて居るので?ロープをしごいてもアッチッチとならない程に手の皮が厚くなっているご様子。
 わたしの様なひ弱な人間だと同じことをやったら手のひらが溶けそうでした。(^^;;

 でも、M瀬さんによると、ポール氏は力が入って居ないが如くに奇麗な動作でアイスプライスをやるけれど、本当は結構力がいる作業とのことでした。

 わたしもネットの動画とか観て、なんか簡単そうにやっているから直ぐに出来るのかと思ったら、あれはどうも柔らかいロープらしい。

 八王子の友達の空師も彼の仲間がダブルブレイドのアイスプライスやったらしいけど硬くてにっちもさっちも行かなかったと言っていました。

 やはり理屈が解ってないと無理そう。そしてコツも必要だし、その上タキオンの様な硬いロープにはさらに技と道具が必要みたい。M瀬さんも苦労していたからね。でも、わたしが閃いてあるものを導入。そうしたら楽勝でアイ作り最後の難関、コアにカバーを被せるのが楽に出来る様になりました。

 結果、超硬いロープのタキオンで作ったランヤードと、テネックスのデッドアイスリングとウーピースリングの出来上 がり。うちの嫁さんも頑張ってPCウィンチ用のダブルブレイドロープで両端アイ付きのお便利スリングを何回か失敗しながら何とか作ってくれました〜。
 M瀬さん、ありがとう! 忙しいのに三日間も通って貰って恐縮でした。

 今回教わって、確かに力だけでなく道具とコツが必要ということが分かったので、稚拙ながら其の風景をアップしてみたいと思います。
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【道具立て】
 ランヤードを作るためにショップKさんで揃えたのは下記のものでした。
 ワイヤーフィッドはポールさん方式と言うことになるのでしょうか?
 サムソンのマニュアルやネットを観ると此のピアノ線を捩ったフィッドを使っていませんね。

 でも、実際に使ってみると、コアの埋め込みの際にも柱などに作ったアンカーのカラビナにワイヤーフィッドを引っ掛けて、全力でガツンとコアを引っ張り出さないと出て来なかったのです。

 此れは一番硬いというタキオンのロープだったからなのでしょうか。Kさんは、他のロープだったらもっと楽に作れるよ、と言っていました。

スプライシングブック 『ダブルブレイド クラス1』日本語版
Samson Splicing Manualイラスト解説書
ワイヤーフィッド
マーリン・スパイク
セイルメーカーズ ニードル
ワックス ウィッピングトゥワイン
プラスチック シンブル
Tachyon Orange/Blue 11.5m
ワイド アルミ スナップ
以上です。
 他にはランヤードを運用するために下記のものも揃えました。
E2E Bee-Line 8m
Ultra O ロックセーフ カラビナ (DMM)
CRxレスキュープーリー1/2inch

 そして、スプライシング マニュアルのページも参照しつつ、あとはYouTubeの動画も観ながらアイ加工に取り掛かりました。

 しか〜し、先ずは用語を覚えるところから始まり、その加工の意味を理解するところまでで相当時間が掛かりましたね。そもそも頭悪いし・・・ ワイヤーのアイスプライスはちょっとだけやったけれど、ダブルブレイドのアイスプライスは考え方自体が異なるので何のプラスにもなりませんでした。

【難しいのはクロスオーバーのところ】
6IMG_7365 さて、アイの作り方を説明するのが本記事の目的ではありませんので、かなり端折って、大事なところだけ。
 
 右画像はアイになる部分ですが、白いのはダブルブレイドのコアの部分です。
 そしてオレンジがメイン色のところがカバーの部分ですね。

 右側のロープのカバー部分が白いコアに被さってアイが完成するはず?です。

 左上の部分はコアの中に通したカバーをテーパー状に仕上げたものです。

 此れ等にグルッとカバーが回るはずなのですが・・・

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 とても固いので、この様な具合に引っ張ります。柱にロープスリングでアンカーを採ってカラビナを付け、そこにアイを通してグイグイとカバーを寄せて行くのですが、タキオンは手強くてなかなかM瀬さんをしても手こずるほど。
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 失敗するとこうなります。長さを間違えた様子。

 右側は上手く行った片端のアイ。仕方が無いので左側のアイは切って作り直します。

 ロープが可成り短くなってしまいますよね〜。



 この状態は最後の仕上げ、アイの首のところのステッチング、糸で縫ってアイの大きさが変わらない様に保持する留めを作っていません。


 これをやらないと、アイがどんどん小さくなって行ってしまうそうです。
 今回はシンブルを入れているのでアイがこれ以上小さくなることは無いと思いますけど、面白いですよね〜。

 ロープに伸展する力が掛かると、アイが広がるんじゃなくて小さくなろうとするんですって?

 とは言っても人間が引っ張る力じゃあ、なかなかそうは行きません。カバーを回して行くだけで大変なんです。

 一番はアイの首のところのカバーが先に送れずに目が詰まって縮んだ状態になるからです。で、上に載せたM瀬さんがアイを引っ張ってカバーを回そう市している画像がありますが、首のところのカバーが詰まって固く締まってしまいアイの方に回って行かず、コアにカバーが乗って行かないのです。
 タキオンロープにはM瀬さんも手こずっていました。

 んで、M瀬さんが家に帰っている間にわたしは悪戦苦闘。でも、閃きましたね〜。詰まったアイの首部分のカバーの詰まりを解く技を・・・
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 先ずは細いロープスリングを用意してと。っそれから、プルージックノットでアイの所を縛って柱にアンカーを採ったカラビナに掛けて、アイを引っ張りながら、その目の詰まったところをプルージックでしごいてやれば、人間の手では動かなかった詰まりがいとも簡単に解けました〜。

 で、ちゃんと右画像の様にランヤードが出来上がりました。

 ここまでで三日間掛かってしまった・・・



 えっ?ロープクライミングやらないあんたが何でランヤードが要るのかって?

 ご尤もです。わたくし如き柔な人間が樹上伐採をやろうなんて露程にも思いませんけど、ウィンチや軽架線を使って材の搬出を行う際には、樹上の高い所にアンカーを採る必要がありますよね。

 材のヘッドアップをすれば接地部分の抵抗を減らせますし、障害物にも引っかかり難いですからね。これはスキッドコーンを先端に付けていても急斜面の上げ荷では基本です。
 
 それで、ロッキーラダーの二段とか三段で登ることがあるわけですよ。二段で4m、三段で6m、足下であります。それも山の急斜面ですし、場合によっては作業路の法面の上ですから更に高い場合があります。
 なにか微かな記憶で神奈川の林業事業体に居た時には安全帯どころかラダーを樹に縛り付けるのもやっていなかった様な・・・てっぺんで作業するのにも片方の足を樹に絡めて両手を使って居た記憶が。でも、自伐林業の場合にはろくに補償がありませんから規則以前に自分の身は自分で守らないとね。

 それで、別に安全鯛のロープだけでも作業出来るんですけど、念のためにもう1本ランヤードを付けて於いた方がバランスを崩した時に顔面制動なんかしなくて良いかな、などと思っただけです。


 でも、八王子の友達に横浜の欅の樹上伐採の仕事を紹介したら、お礼にペツルのセコイアSRTのお古が送られて来てしまったので、これは登れと言うことか、それともどうしたものかと思案中。ありがとシモちゃん。

 ま、以前は源流の沢登りをやっていて滝の登攀下降で、登り返しと言うロープクライミング(プルージック二つで登るやつね)もやったりしていたので大丈夫かな?なんて甘いっすか?

【妻にも出来るアイスプライス】
 一方、併行して嫁さんもM瀬さんに教わってアイスプライスをやっていました。
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 此方はコストを掛けずに、手持ちのPCウィンチ用の使い古したロープが材料。

 カナダのポータブルウィンチ社の1/2インチのポリエステルダブルブレイドロープが何十mもあるのです。
 大分ウィンチングに使っていて傷んでいる所もあるけど、まだまだ色々なことに使えるんですよね。

 M瀬さんに手伝って貰いつつ作っていましたけど、沢山メモを書いていて果たして身に付いたのだろうか。

 これまた、クロスオーバーのところが固くて難儀している様子。鉄の棒とかカラビナをアイに通して引っ張りながらカバーを回して行くんですけど・・・
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 そもそも、靴下なんか履いていては力が入りませんから。
 M瀬さんのお陰で出来ましたぁ〜! アイは大きさを大きいのと小さいのの両方作っておいてと嫁さんにお願いをしたものです。
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 このロープはスリング代わりに使ったり、広葉樹伐倒の際の裂け止めに樹に巻いたり、PCウィンチでの牽引の逆流れ防止用のマッシャー結びを留めるアンカーにしたり使います。
 何本持っていても便利なので自分でアイを作れると非常に助かります。

 このロープの場合には(新品時に)破断強度が3tちょっとあるわけですが、結んだ時点で強度が何分の一かに落ちてしまうわけです。常用荷重としては安全率から1/5をみると600kg程度になってしまいます。
 PCウィンチの場合、5000の方は牽引力1t強、3000で700kgですが、倍力や3倍力を掛けて材を動かすことも多いので(結構、1t程度の太い木を全木引き上げることが出来る)、出来るだけカラビナを掛ける部分であるアイの強度も保った方が良いのは当たり前ですね。

 その場合、アイ加工してあればロープ本体の強度の80%まで保持出来るとのことでした。だから木に登らないわたしたちでもロープスプライスが出来た方が良いと言うことですね。

【サムソンのテネックス12ストランドのスプライス】
 フォローブレイドと言うのでしょうか、ブランメル?言葉がまだよく解っていません。
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 が、こちらは指でも拡げられるので超楽です。
 簡単にロープの中に通せたりして。

 なるほど、Kさんが現場でも傷んだ所を取って、編み直せると言っていたのは此のことかと納得。
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 ロープエンドをテーパーに仕上げるのは同じですね。

  此処から、一体どうなるのでしょうか?
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 実は此の作業は日程の最後の方になってしまい、殆どM瀬さんの指導通りに作っただけにで終わってしまいました。
 つまり自分で四苦八苦していないので身に付いて居ないと言うことですね。
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 16mmのデッドアイスリングが出来上がりました。

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 此の手のスリングは、ロープを使った搬出を行う際には、スプリングブロック(プーリー)と組み合わせるとカラビナやUシャックルなどの金属接続器が必要なくなるので、急激な荷重変化に対して破断が起き難い設定が出来る様になります。

 また、ロープ制動器のポータラップの設置にも活躍しますので、我々の様なロープウィンチを使った搬出を行う場合には、材の移動の際の制御に非常に役に立ちます。
 最近は、スイングヤーダにこういった化繊ロープを使って搬出するところが出て来ているらしいし。ローカルに技術は進歩しているので、我々素人森林資源活用者も安全確保の上でスキルアップしていかないとね。
 僕らの考える未来社会は、自然に沿った生活の上での経済活動が基本。今は伐期を迎えた森林が多いし、森が里に押して来て鳥獣の住処となり、熊やイノシシ、そして鹿も猿も出放題。ちょっと前はそんなことが無かったそうな。

 適度な森林資源活用が出来ないと、人間が(荒らして)バランスを崩してしまった地球上に於いて天敵が居ない動物界が先進国であるはずの中に発生してしまい、生態系を崩してしまったがために、人間社会がそのカルマのバランスを採るために獣害にあっているのが今の時代でしょう(自分たちの都合の悪いものを排除すれば、自分たちが幸せになると言う考え方の根幹を見つめ直した方が良いですよ〜)。

 今の言葉で言う最先端のIT分野で長年仕事をして来て思うのは、テクノロジーが人間を幸せにするということはないということ。わたしだけでなく、哲学や生き様がない技術の進歩は自分たちの首を絞めるだけと解った若い世代の人たちは沢山居ますよね。
 でも、何も術を持たないで農山村で暮らせるのかどうか。

 先行きが観えないでトライしている人たちも多く居るでしょうけれど、どんなシチュエーションでもロープワーク(ロープ?紐?作りから滑車利用まで)と言うのは、生活のベースを確保するためには必要な技術なのは何千年の歴史をみても確かなことかと。
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 そんなこんなで、縛りの長さを自由に可変できるウーピースリングもM瀬さんのお陰で作れました。
 使った道具はメジャーとハサミとマジックペン、それから尖ったもの(ボールペンでもよし)だけでした。ダブルブレイドロープの加工から考えても超楽です。

 ODSKさんのサイトを観ていたら、このウーピースリングはチェストハーネスの代用にもなるようでしたね。

 ん?そうすると、あれと此れと、もう少し道具を揃えればロープクライミングできるじゃん! 枝打ちも頼まれていたので共立のCS251Tも設備してあるし、って・・・
 おっと危ない危ない勘違いの始まりだ〜! 只でさえ忙しいのに木に登っている暇はな〜い。そもそも、沢登りで滝の登攀とかやっていたけど、高所恐怖症の克服のためだしね。
 でも、今度、美郷の自伐林家のJ内さんにちょっとレクチャして貰っても良いかなあ、などと妄想中。えっ?特伐の仕事が来月まで詰まっていて忙しいって。。。そりゃあ、失礼しました!

 と、ザクッとした内容でスミマセン。前回、前々回のクライミングにご参加の方々でまだロープスプライスをされて居ない方々は講習会参加ご検討を。
 11月の講習は、尾道松江道(広島の尾道北ICから雲南市の三刀屋木次ICまでは無料)からアクセス出来るので、山陽側や九州、場合によっては四国からも来易いと思います。
 まずは日程だけ確保を!

 以上