“本記事をレスキューカテゴリーにも入れてみた。共立CS43RS(新ダイワE3043SP)のエアフィルターは紙フィルターだからだ。本文にも書いたが、火山噴火後の災害地では火山灰の粉塵で普通のエアフィルターだと、エンジン内部までダメになってしまい使えない可能性が高いそうだ。ネットで読んだ記事だったが、多分雲仙・普賢岳の噴火後の処理だった様に記憶するけれど、その際に使えたチェンソーは紙フィルターの共立とスチールのものだけだったとか。これは、土砂災害後の土埃舞う環境での作業にも有効だろう。自然災害が多発する現代に於いて、我々一般市民も知っておきたいことなので、シェアしてみる。と、同時にこの度の千葉の台風災害地で自衛隊の方が倒木処理をしている現場画像を見たらホームセンターチェンソーの様子だったので心配になったこともある”
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 右画像はご参考。CS43RSに共立・新ダイワ用(マウントはK216タイプのもの。国内発売は此れから。注:K041タイプは、CS500、CS42RSにはオイル孔の位置の関係で不可。CS43RSは未確認)のオレゴンの18インチスピードカットシステムを装着したもの。
 この組み合わせだと、本体の軽さ+カッティングシステムの軽さで、1.5mm幅の21BPXのカッティングシステムの前機種CS42RSと比較してトータル400g近く軽量化が可能になる。そして、30%のパワーアップだから、1.3mmゲージの薄い刃がさらに効いてくる。と、当ブログで声を大きく言いたい・・・

 さて、島根の田舎に暮らしていると、チェンソーは日常の道具だったりする。農家のおっさん達も持っているからね。ただ、ホームセンターバージョンのすぐにポンコツになってしまう様なものを使っている人が多い。
 で、安い道具を使って、エンジンが掛からないとか此処がダメになったとか、しょっちゅう言っている人達を大勢見ているので、それならば良いものを買えばと思う。

 でも、よくよく考えてみれば、大抵は整備しないで混合ガソリンを入れっぱなしのまま長期に放っておくから燃料腐らせてキャブごとダメにするケースがあるし。また、掃除をしないので、シリンダーの放熱フィン、フライホイールの送風フィンなど油が染み込んだ切り粉が厚く固着していて、そこに熱を溜め込んでの焼きつきも多々ある。

 あとは、ガソリンスタンドで混合油を買って使っているからエンジンを悪くするケースね。安いオイルを混合しているから、エンジンの消耗が激しい。クランクのベアリングまで逝ってしまったら、廃棄しかないだろう。そんなだったら、良い道具は要らないかなとも思ったりする。

 だって、自分みたいな2サイクルエンジンのバイクでレースをやっていた人間からみたら、チェンソーや刈り払い機のエンジンって、レーシングマシン以上の高回転で使うものだから、安いオイルを使うなんてのはあり得ない話。

 だから、修理代が嵩んだり、廃棄して新しいものを買い直していたりしたら、プロ機が買えるくらいの投資をしていることになる。まあ、プロ機だからと言って、上記の様な扱いに耐える訳ではないから、道具を大事にしない人たちには勿体無いかもしれない。

 で、そんな人たちも集まる農機具屋さんに行くと、来ているお客さん達が、農家のおっさんなのか、一般の市民なのか、それとも本物の山師なのか、みんな同じ様なちょっと汚れた格好で来ているので、一緒くたで見分けがつかないものだ。だから、修理に持ち込んで居ても、その原因は千差万別。でも、道具で判る持ち主の人柄。


【山師のオッさん】
 何故、そんな出だしから始まるかと言うと、行きつけの農機具屋さん、元西日本やまびこの資本という立場で店舗業務をやっていた(株式会社やまびこ西日本支社の役付きの立場で二年前までかな。今は独立)、石見エコー株式会社さんの、店の前でダンボール敷いて共立の新型チェンソーのCS43RSと前機種のCS42RSを並べて、本体のあちこち開けながら写真を撮っていたら、七十歳代の痩せたオッさん(いや、お爺さん)が興味深げに見ていたのね。
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 それで、共立から42RSの後継機で良いのが出たんですよ、と話をしていたら、オッさんは此の42RSを一年くらい使っていたけど焼きつかせてダメになったから346XPを買ったんだと言う。
 何でですかね?燃料が悪かったんじゃ、と聞くと、機械によって全部燃料変えているからそんなことは無いとのこと。でも、その年は刈り払い機も焼きつかせたし、他の機械もダメにしたしで厄年だったんだそうだ。

 そんな年ってありますよね、と私。逆に厄払いになって良かったんじゃ無いですか、と言ってから、山も怖いですからね、魔が差すのってあるし、と振ってみたら、そうじゃ、と同意。
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 CS43RSを弄りながら色々話を聞く。
 オッさんは共立の排気音よりもハスクの音が好きだと言う。あの音が堪らないと、もうそんな歳じゃないけれど、やっぱり音が良く無いとね、、、と曰う。でも、共立からそんなに良いのが出たんだったら、また考えてみるわ、軽いのが一番だし、と。IMG_5369 (1)















 で、詳しくお話を聞くと架線搬出を請けでやっているそうだ。四人で、動力と荷掛けとユンボと玉切りでやっているそうだが、大体玉切りをやっているようで、1日チェンソーのエンジンを掛けっぱなし。エンジン止めるのは、燃料を入れる時と休む時だけ。1日4Lでは足らず5Lくらい使うとのこと。

 その班長は53歳で無口だけど、自分の頭で考えられる人間なので、何かトラブルが起きても工夫して直してしまうので、仕事が滞ることがないとのこと。

 四人の相性が良く無いとリズムよく仕事ができないのでストレスになるからみんなの腕が揃っていないとだめだし、また誰かが休んで三人だとスムーズな作業が出来ないので、怪我しない様に気をつけている。またそういった事故が起きない様に土場や足元は片付けて作業をする様にしている、と話してくれた(でも、どうやらチェンソーは余り掃除をしないタイプみたいなんだよね。それで焼きつくのかも)。

 そして、雨がちょっとでも降れば休みにしてしまうと。木が濡れると滑るから事故の元になるのでやらないそうだ。

 他にも色々話を聞けたので、オッさんの言っていた話も織り交ぜながら、やまびこの新型チェンソー、CS43RSをチェックして撮って来た画像を元に、CS42RSと何処がどんな風に変わったのかを紹介してみよう。


【共立CS43RS(新ダイワE3043SP)の秘めたる可能性について個人的見解】
 さてさて、前の記事に書いたが、お浚いをすると、新型のCS43RSの美点は、まず軽くなった事。200gも軽くなった。これで、40ccクラスらしい重量になった。
 そしてパワーが30%もアップしていること。中速域のトルクが太くなったそうだ。

 これも前の記事に書いた事だが、前機種のCS42RSにオレゴンの1.3mmゲージのスピードカットシステムを装着して、ハスクの560XPの1.5mmゲージの21BPXのものとカッティング速度計測をしたところ、同じ直径が40cm強の木を伐ってみて、可なり近い鋸断速度を何度か出した。
 そのCS42RSよりも30%もパワーアップしていたら、どうしたってこの新型のCS43RSに期待してしまうだろう。

 それから、前からオレゴンのスピードカットシステムについて記事を書いているが、アルミコアのバーと、1.3mmゲージのチェーンを併せて200g近く軽くなるから、チェンソーの本体重量が200g程度軽かったなら合わせて400g近くも軽くなるので、身体への負荷を減らせるし、延いては安全性にも繋がるということ。

 なので、CS42RSを1.5mmゲージの21BPXチェーンで使っている人が居たら、この新しいCS43RSにスピードカットシステムを装着することによって、パワーと共に軽さが倍増するので、両方でビックリすることになると思われる。

 またスピードカットシステムは、キックバックが抑えられているのも美点。なので、この点からもプロは元より自伐とか木の駅、薪材収集をやっている一般市民の人や団体にこの組み合わせをお勧めしたい。
 一般市民団体には、高齢の人や女性も多いから軽いものが一番。でも、造りが弱いチェンソーを使っていると、上達が遠ざかる様に見受けられる。道具はいいものを使いましょう。

 いや、良いんですよ、取り敢えずスピードカットシステムは後回しでも。わたしは何方の営業をやっている訳ではないからね。でも、モニターで使わせて貰ったら、(ハスクには自前で付けて使っていた)共立の軽いチェンソー(CS42RS、CS500)との相性が抜群だったので、ちょっと自慢してみただけ。。。

 また、此れら共立(新ダイワ)のチェンソーは夏にエンジンが掛からなくなって死ぬ様な思いをすることもないし、その上、スタータレバーが軽く引ける補助機能も付いているから、エンジンをマメに止めても再スタートが楽々だからね。

 今まで、そんな補助機能をナメていたけど、安全のためのエンジンストップ励行を行うには大事な機能だったことを(若い仲間に教えて貰って)やっと悟ったということで・・・大体、エンジンスタートで体力使わないし。歳食って分かる有り難み。

 と言うことは女性にも最適でしょ。エンジンが軽く掛けられて、持った時も軽く、そしてパワフルなんて言うことないと思うんですけどね。これは50ccのCS500も同じこと。
 因みに共立CS43RSと新ダイワE3043SPは同じもの。
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 それから、肝心な事を忘れていた! 我々の仲間は樹上伐採を行う人たちが多いので、軽くてエンジン始動が楽なチェンソーはみんな喜ぶはず。
 トップハンドルチェンソーだけでなく、樹上でも両手ハンドルのチェンソーが必要な場合がある。
 小型のものが必要な場合には、軽いものでエンジンスタートが楽なものを選ぶとなるとエルゴスタートが付いたスチールのMS201C-EMになるだろう。本体重量が4.1kgで、35cc。

 そして、エンジン始動が楽なiスタート付きの、この共立CS43RS(新ダイワE3043SP)は、本体重量が4.3kgで、43cc、50ccに近い?鋸断性能を持つ・・・よりパワーが欲しい人の樹上伐採用にこれは使えるじゃないか!!

 自分的には、オレゴンの超軽いスピードカットシステムの共立・新ダイワ用の14インチバーのものをブラントジャパンさんがリリースしてくれれば、パワフルな樹上伐採用のマシンになると考える。海外には既に、14、16、18、20インチのバーがが揃っているからね。ラインナップ全部国内販売希望!
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 と言う事で、今朝携帯の着信ランプが点滅しているので、見たら石見エコーさんからだった。コールバックしたらCS43RSが今届いたとのこと。わたしが興味津々だったので、速攻電話をくれたそうだ。
 じゃ、支度して直ぐに行くからと電話を切って、持っていくものを揃えてから出発。※10月からの発売だそうです。スミマセン。

【全然別物】
 CS43RSはCS42RSと全然別物だった。同じ共立系の発展型ではあるがクランクケースから何から何まで違っていた。石見エコーの青木さんに聞いても新ダイワ系の発展型ではないそうだ。
 でも、やまびこの開発の人は、共立と新ダイワの両方の人たちが一緒になった訳だから、双方の良いところが新型になったのだろうと想像する。いやあ、嬉しいね。有難うございます。

 上の画像でもわかる様に、前ハンドルと後ろハンドルの距離からして違うしね。新規設計で共通部品は無いんじゃ無いだろうか。写真には写っていないが、メインスイッチとパージポンプだけは同じだったが、チョークレバー自体も違っていた。
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 正面から見ても全然違うのが一目瞭然。クランクケース、マフラー、ブレーキレバー、前ハンドルも違うし。

 で、エンジンの中身が違うのは兎も角として、ボディなど外側で機能が違う、一番大事なものは、防振対策が、ゴムブッシュからスプリングに変わったこと。
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 CS42RSはこんなだけど。













 CS43RSはコイルスプリングが付いた。
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 ボディの防振は、CS42RSはこんな。ゴムブッシュね。
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 でも、CS43RSではスプリングになっている。
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 前ハンドルを抑えて、スタータレバーを引いてみれば、新型の方がCS42RSよりも大きくボディが動くから、スプリングの方がより振動を吸収してくれるだろう。

 それから、クラッチがアウター型からインナー型に変わっている。まずはCS42RS。
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 面倒くさいんだよねバーを外す時に、このアウター型のタイプだと。
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 新型のCS43RSはCS500と同じになった。
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 バーを持ち上げてから後ろにずらすだけで、ソーチェーンごと外すことができる。

 下から遠目に見てみると。
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 前ハンドルのマウント部分が変わっている。
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 マウント部分は幅が狭くなっていて細くなった様に見えるけれど、ハンドル自体は同じ太さ。
 自分的には、この前ハンドルの一番下、画像に写っている直線の部分が長くなってのも好ましい。チェンソーを寝かせた水平伐りなどの時に、この位置を持つ事が多いため、長いと左手で握りやすいからだ。

 さて、次は何かな。それでは、キャップ類を紹介してみよう。
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 燃料タンクのキャップとオイルタンクのキャップ。
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 確かに開け易い。が、オイルタンク側のキャップは前ハンドルがあるので、レバーがちょっと回し難い。
 でも、それを超える使いやすさがある。
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 オイルキャップも大型なのが良いね。IMG_5381 (1)















 ただ、やまびこのチェンソーの美点だったボディ側がオスになって立ち上がっていて、ゴミが内部に入り難かったものが、新型でボディ側がメスになっているのが気になったところ。
 穴の直径と、キャップの外径との差でマチが大きいことが救いか。

 ところで、このオイルタンク室は、二気室になっているそうだ。前機種は普通に一気室で空気を吸い込むブリーザーがあったけど、フライホイールカバーの内側にある孔にオイルが滲んで来ることがあったが、それを解消するためにエアを溜め込む部屋を作ったらしい。要するにバッファだね。

 それから、前記事に載せたチラシにも載っていた売りの一つ、ガンマークがこれ。
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 ハッキリと白塗装がされている。カバーの黒色の地に浮き出るのでフォーカスし易いだろう。

 自分的には、オレゴンのスピードカットバーの根元部分の黒地のところに、同じ様に白い色のガンマークを入れてくれたらと思っている。

 これは、他のスピードカットシステムをフィーチャーした記事に載っているハスクの346XPに付けているスピードカットバーに直角にラインを何本も書いてある。
 これは、只の塗装だとすぐに消えてしまいそうなので、バーにケガキ針で傷を付けてから線を塗装してみた。
 これがあるとボディのガンマークよりも照準が合わせ易い(自分はね)。

 そして、自分の場合には、トップの刃先から5cm刻みに入れてみた。バーに入っているラインだと、バーの向いている方向がより正確に判る。ボディのガンマークでの照準の補正にも良いだろう。ボディのガンマークは、バーの取り付けの時にずれる可能性があるからね。
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 これがあると、特に木の左側から確認する際にもやり易いし、受けだけじゃなくて追いを作る時(特にツッコミでツルを作る時)にも確認し易い。特に、突っ込んで先が飛び出たらそちら側でも確認できる。

 このバーに線を引いてガンマークにする方法は、ジットネットワークサービスの理事長、「伐木造材のチェンソーワーク」の著者の石垣氏が教えている技。石垣氏は、道具を自分で作ったり工夫がすごい人。お茶農家だけど、昔は発破もやっていたと聞いた覚えが...

 それからマフラーはこんな風に変わっている。
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 排気口を覗くとこんな。
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 まさか、商品をバラすわけにはいかないので、青木さんに聞いたら触媒は入っているらしい。

 前の記事に書いた様にCS500には触媒が入っていないので、中をいじるとパワーアップするけれど、CS43RSはどうなんだろうか。
 この排ガス規制対策は前にも書いた様に、メーカに対して総量で出ているので、機種によって排ガス規制用の触媒を入れるか入れないかを決めている様子。

 昔はこういった触媒が入っていなかったので、排ガスのカーボンスラッジが溜まって、排気効率が悪くなると、マフラーを焚き火やバーナーで焼いてスラッジを焼き切って綺麗にしたけれど、今はそういった掃除ができないものがあるということに。

 さて、排気の反対側は吸気。こちらも大幅に変わっている。
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 でも、紙フィルターは継続。素晴らしい!

 以前にも書いたと思うが、雲仙・普賢岳の噴火の時だったか、災害地の木の処理を行う際に使ったチェンソーで使えたのはスチールと共立のものだけだったと言う話をネットで観たことがある。九州のチェンソー屋さんのブログかな〜。
 要するに紙フィルターを使っていたのがこの両メーカだったから。

 ただ、CS42RSの場合には、雨天の場合には中に水が入り易い傾向にあって紙フィルターが詰まってエンジンが吹けなくなる症状が出るので、雨天と雪用のフィルターが別途用意されていた。
 その対策なのだろうか、フィルターが大きくなっている。あとはボティとカバーの形状や構造が変わったから、その雨などの対策かな。

 ええと、それから青木さんが言っていた事だけど、確かフライホイールからの風で粉塵の侵入を防ぐ機構があって、あとはアイドリングの際にはエアクリーナーに着いたゴミを飛ばす機構になっているとのこと。
 下の画像でも分かる様に、エアクリーナーが浮いていて、周りに空間が多い設計になっている。
 そんな機構で雨の吸い込みも少なくなったのだろうか。
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 42RSから43RSに変わって、大型化したエアフィルター。
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 エアフィルターとプラグキャックの間の上の方の四角い黒いものはアイシング対策のキャップ。
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 42RSのフィルターはネジ留めになっているが、43RSの場合には、カバーと共有ネジなのでカバーを外せばフィルターは引っ張って取り外せる。

 そしてキャブも変わっている。
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 42RSから43RSへ。
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 43RSには、電子制御は付いていないので、昔からの3種の神器?の孔が開いている。
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 ネジが大きくなっていて、やりやすそうだ。

 コンピュータチューン・・・うちにはハスクの560XPがあって、確かに楽な面もあるけれど、なんか空気が薄い様な音をしてヒャ〜〜ン!と回っている時があって、時々怖くなる。

 現代の車もそうだけど、人の管理を寄せ付けない様になって、何にも面白くもない。若者の車離れとかいって、便利になりすぎて道具以下になってしまったからではなかろうかと思ったりもする。大体、愛着も湧かない様な商品が多すぎるからね。

 山師のオッさんたちは、山の現場の高度が変わったり、また天気の変化によって、スローとハイのネジを弄ってエンジンの調子を合わせ込む。エンジンが灼け気味(プラグを見れば白っぽく灼けている:溶融が近いので危険--ピストンに孔が開くことも)だなと思ったら燃料の流量を増やす様に調整するなど、音や匂いチェンソーの温度とパワー感の関係から察知して調整ができる。

 つまりイエスノーしか無いデジタル的思考方法ではないアナログ的無段階の微妙な調整を感覚的に出来るわけだ。

 脳生理学からも日本人の脳の働きの構造は他の国の人とは違っていることが解明されている。虫の音と言うが、日本人は虫の声に音色を聴き季節に情緒を感じる感性があるが、外人にはノイズにしか聞こえないらしい。

 これは、右脳左脳の機能分化によるものだが、日本の昔からの大地と共生して木と竹と植物と泥の家を作って棲み、解けば土に還るという自然界の一部が人間であるということを心の底から認識してきた人種の意識構造なのだろう。だから虫や動物、植物にも心を感じる感受性が高いのかな。

 そして、道具や家もそうだし家具や仏像などにも同じだけど職人さんたちが魂を込めて作ったものから作り手の気持ちを感じることができるだろう。仏像には御霊入れがされているし芸術作品には魂がこもっている。

 だから、昔からの職人さんは道具にも魂があるとして、磨いて手入れをして何時も最高の状態に保つことで良い仕事をしてきたわけだ。
 基本的精神としてリスペクトというスタンスがある。昔の“本物”の侍もそうだったのかな。戦いがあろうとなかろうと、生き方の中に常に死と相対して、生き様に矜持をもって生きなければならなかった人たち。実は、山仕事も日常に死との相対とそこで生まれるリスペクトの心が有ったのではないだろうか。木だって生き物だ。

 そのリスペクトの精神がなく、重機をぶん回して力づくの仕事をしているのが今の林業で、昔は(って、自分が移住前に神奈川でちょこっと山仕事をしていた時だって)山に入る前には班長が祠を作って捧げ物をして手を合わせてから入っていたのだが、そんな精神もなく山に入る人が多いから重大事故も多い。
(ゴルフは全然興味ないしルールなどは知らないのだが、ネット記事の紹介でYouTubeを観たが、全英女子オープンの渋野日向子選手は凄かった。笑顔の話は勿論だけど、次のフィールドに移動して、そのエリアに入る時には、頭を下げて挨拶するんだよね。整備してくれた人たちへの敬意を示すためらしい。それは、子供の頃からゴルフ場に通って、周りの人たちに可愛がられて育ってきたから、周りに対するリスペクトが基本的にあるのだろう。作業員のオジちゃんも応援者であり仲間なのだろう。そして、その人たちにお返しをしたいという思いがあるし、ソフトボールをやってきたこともあり、その他の人との分かち合いの心の反射がハイタッチに顕れて、スペクテイターズも関係者も、はたまた他の選手までみんな仲間にしてしまったんだね。これって、約まるところ地域力だよね。岡山の地域社会が育てた彼女。ご両親も周りの人たちに感謝をしている。だから、渋野日向子選手は基本的に感謝の想いからくるリスペクトの気持ちを持っている人なので、周りは全て味方というわけ。つまり、社会やコミュニティから分離していないから心が安定しているのだろう。そして、それがイギリスの地で自然体で臨めることに繋がり、日を追うごとにどんどん増える周りの人たちの想いを一方向に揃えて、その勝負の場のエネルギーを整えてしまったということ。危険作業もそうだけど勝負の場と言うのは、その場のエネルギーを整える手順、作法がある。イメイジの中だけでも祓いが必要な場合もあるだろう。勿論のこと、それ以前に人の善意や好意を背負えるだけの徳分が必要だ。彼女は岡山の地の徳を背負って行ったのかもしれない。その結果、周りの人間だけでなく、イギリスの土地の神様、精霊たちまで味方にしてしまった凄さだと思えるんだけど如何? そういう事が出来ないと魔に差される様な事が発生するのではないかな。そういった些細に思える事、礼儀とか作法とか善徳が、良き運を作り、よいご縁を展開する元となるから、運が悪い人、怪我が多い人は彼女を参考にされると良いと思える様な見本みたいな人。彼女が潜在的に持っている善意からくる笑顔と敬意と挨拶、そしてけじめね。けじめと言うのは、山の場合にはフィールドに入る時だけでなく出るときも挨拶をすること。また仕事でも人間関係でもまた作業でも、物事一つずつ区切りをつけておくこと。けじめをね。ダラダラ、ナアナア、ズルズルが身についていると、渋野日向子選手の様にスイングをする際に意識をサッと切り替えることが出来ない。ゾーンに入れないと言っても良いかもしれない。伐採の時で言えば、不可知のものが視える様になること。展開がイメイジ出来て、腑に落ちる事。ドンピシャ決まるイメイジが事前に視える事と言えば解りやすいかな。もっとも難しい題材でなければ、マジのゾーンには、いちいち入っては居られないでしょうけどね)

 今は使い捨ての様な道具ばかりに囲まれているから、本物の良さが判らず感覚も鈍い人が増殖している。インチキのものに囲まれていたらインチキの人生で他人の従属物として一生を終える様になってしまうのは明から様なのにね。だから、突然人生が破綻するんだよね。

 道具に愛着が持てる様にするには、少しでも使い易い様に改良をしたり調整したりすることも必要だろう。そうすると愛着も自然と生まれてくる。

 自分で調整ができるマシン。結構、これって分かれ目かもね。って何が?

 今回、石見エコーさんに行って青木さんと話をしていて聞いたこと。お店ではお客さんにチェンソーを渡す前に全部エンジン掛けて調整をしてから納品しているそうだけど、CS500の場合には、暫く経ってからお客さんが、「これ、力が無くてダメだ!」、と持ってくる場合があるとのこと。

 一応、説明してから納品しているらしいけど、CS500は、使って暫く経ってからキャブの再調整が必要で、それをやると全然違うくらいにパワフルになるらしい。
 って、自分のCS500も同様に自分でやっていたからね。つまり、自分で調整ができない人が増えているということ。

 だから、コンピュータチューンの電子制御マシンのチェンソーが増えている訳だけど、それがどんどん重くなっているよね〜。
 でも、スチールの電子制御の70ccくらいなのに、軽くて良いのが出たんだよね。確か60ccクラスのものと変わらないくらいの重量だった記憶が。
 で、昨日、東京八王子の空師をやっている仲間から電話があったときにそろそろ大きいのを買い替えようかと思っているけど、周りのみんなからはそのスチールのはインジェクションだからもうちょっと様子を見てからにしろ、と言われていると言っていた。みんなコンピュータチューンのものは信用していないみたいね。

 車もそうだけど便利機能がいっぱい付いて重たくなってしまい、軽さによる走りの良さをスポイルしているものばかりになってしまった。その便利機能は全部電気で動くので、どこかがダメになると機能しなくなるもの。脆弱だよね。
 その上、電磁波と静電気がバリバリのハイブリッド車なんて、冠水したら感電死か電池の爆発でどエライ被害が出るっていうんでしょ。

 そんな余計なものが付いていない、昔のシンプルで軽い車の方が運転していて実に楽しいものだったって知らないでしょ。エンジンからのヴァイブレーションや奏でるサウンド、そして風が官能的で移動しているだけで楽しい世界。感性の世界が日常に有ったんだよね。

dt125(1) わたしの最初の愛車だったのは40年以上前に中古で買ったサニートラック。この二人乗りのトラックは軽くて山道が面白かったんだからね(最近歳食って懐古気味なのでご勘弁を。車重が今の軽トラックと同じくらいで1200cc。馬力も今の軽トラと変わらないけれど、トルクがあるから軽い車重と相まって速いよ)。

 タイヤを太くしてステアリングを替えただけでスポーツカーに。ローダウンしてないけど、コーナーでどんなに抉ってもひっくり返る気がしなかった。

 昔はそんな軽い車が多かったので、タイヤを良いのにするだけで、ステアリングのレスポンスが良くなって、かなりスポーティに走れた。

 なので、今では車重が軽くて、余計なものが付いていない軽トラが農山村の峠道ではスポーツドライビングできる一番身近な乗り物になってしまった。

 バイクでもそうだけど小排気量のものの小さいパワーを高回転域でうまく使って速く走るのが腕の差。ライン採りとエンジンのトルクがある部分を維持しつつ無駄な減速を減らしてコーナーに入っていくとかね。ブレーキングによる荷重移動とかもあるし、立ち上がりでリアタイヤをホイルスピンさせないで動力を無駄にしないとか。。。

 難しいシチュエーションではパワーがあっても重たければ下手くそな奴は使いこなせないから、非力でも軽い車の方が速いこともあったりする。直線番長じゃあね。これは、滑る雪の上やぬかった作業道でも同じこと。
 人工的便利機能は人の感性を閉塞させて人間をロボット化させる?

 って、都会もんは田舎のお婆ちゃんの運転の軽トラに山道で煽られているからね。私たち夫婦も移住当初には、普通に流していたら、山の中でおばあちゃんの軽トラにピッタリと後ろにくっ付かれて焦りました〜!
 こちらでは年寄り連中だって、国道は70位は普通。山道でも、50〜60でリズミカルに走っている。余計なブレーキングなんてしていない。遅いのは都会からの移住者の若者。そこ、どきんさい!って感じ。
 田舎の年寄りは七十歳代は現役。八十になってもバリバリだよ。山奥の細くて、川に落ちそうになる様な農道とも言えないギリギリ幅の急坂を上り下りしていくから。四駆の軽トラ最強。日常がオフローディング。都会の四駆乗りがたまの休日に金魚の糞みたいに群がって林道走っているのとは全然違う。

 それに、雪道も慣れているから泥道でも大丈夫なんだよね。その点、作業道づくりやっている若い奴らの方が全然下手くそ。デジタル脳だから?

 あと、他の人たちにも言えることだけれど、山の地道を走るのに轍のトレースしかしないのは何でなんだろうね。轍を走っていれば、腹下が擦りやすいのは当然で、高い側を拾って走れば最低地上高が低くても腹は擦りにくいよね。

 そう言った事よりも、同じところばかり走って路面をかっぽじっていたら道が傷むでしょ。下手な奴ほどパワーを掛けてタイヤを空回りさせるからね。
 四駆に乗っていたって突破できる場所ばかりではないし。タイヤがグリップしているかどうかはエンジン音やシートを通して伝わってくる振動など感じて判るから、タイヤがスリップして動けなくなりそうになった場合にはアクセルのオンオフの繰り返し調整や左足でのブレーキペダルのポンピング、またはサイドブレーキのちょん掛けの技を使ってのグリップ回復をやらないと。それが出来なかったら、ヌカった道をさらに傷めるよね。

 そして低くなったところは水道になってしまうので、雨によってますます傷むのは考えなくたって判る事。だから日常から道幅一杯を使って走り、全体を踏み固める様にメンテナンスしながら走るのが山に優しい地道の走り方でしょ。岩も片付けながらね。そんな事もやらないで山造りだなんて言えないよね。

 と言うことで、軽さは最強のチューンナップ。それには余計なものは要らないということ。

 さて、閑話休題。

 新しくなってあちこちが工夫されている様子。
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 エンジンカバーの取り付けは、CS42RSの場合にはカバーの外側でネジ留めだった。IMG_5389 (1)














 新型のCS43RSはカバーの内側で留めている。その代わり、ネジがヘキサじゃなくて星型のものになっているな〜。ユーザに弄って欲しく無いのかな。。。

 そしてシリンダー横。これがパワーアップしたミソの一部。
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 シリンダーの横にネジで留めたカバーが付いている。
 この掃気方法を開発したゼノアさんの特許が切れたかなにかで、やまびこ独自の吸気方法と併せて掃気方法をさらにアウフヘーベンしたらしく、それで30%のパワーアップができたらしい。

 前述もしたけれど、前機種のCS42RSでさえもトルクがあるエンジン特性のために鋸断能力が高いのに、それが30%もアップしたらどうなってしまうのだろうと・・・
 前の記事に書いた、ハスクの560XPなどとの鋸断速度比較表を見てね。

 この新型のCS43RSは、CS42RSとガラッと変わっているわけだけど、そのコンセプトは十分に考え尽くされている様に見受けられる。一朝一夕にこんなに良くなるわけがないと思うからだが、青木さん曰く、「ゼノアさんの特許が切れるのを待っていたのかも知れませんね。」、と。
 その間に、熟成してきたんだね〜。あっ、だったらついでに言っちゃおうかな。

・スロットルのロックレバーとスロットルのトリガーがカチャカチャ音がし過ぎ。遊びが多いし。42RSと比較して安っぽくなってしまった

・これはブレーキレバーを操作した時にも感じる。ガシッとした重厚感がないロックの仕方とその音

・つまり剛性感が足りない=おもちゃ的になる=所有欲をそそらない

 って、あとは殆ど良いので(マイナーな部分はあるにしても)、ここだけは惜しい!と思う。こんなところでイメイジダウンしても勿体ないよね〜。
 ここさえ良くなってくれれば、ハスク捨てる!スチール捨てる! かも知れない。(^-^;

 あと、贅沢を言えば、後ろハンドルの黒の部分はCS42RSと同じ材質の黒のつや消しにして欲しかった。黒のテカテカのプラスティックはホームセンターチェンソーと同じじゃん。できれば、CS42RSと同じリアハンドルデザインの方が格好良かったんだけどね。

 と、やまびこさんに愛を持って伝えたい!

 後日、石見エコー株式会社さんに寄ったところ、社長が居られて話を伺うことが出来た。前機種のCS42RSは、やっぱり質がいいと言っておられた。新型の開発前、3年前くらいからそろそろ新しいのを出さなければ、とやまびこさんに言っていたそうだ。
 その際には、4.3kgでなくてもっと軽くする様にと言っていたらしいけど、そもそもそんなこと出来るんだろうか。共立の35ccモデルが4.0kgだからね。

 石見エコーさんの社長は、いまは個人会社の社長だけど、数年前まではやまびこの西日本支社の役付でお店をやって来た方。農業機械の一級整備士だ。

 そして、以前はやまびこが新機種開発をやっているときには、発売前にプロトタイプが送られてきて、出来がどうか精査していたお店だから開発に対して意見は言いやすいのだろう。

 でも、今回のCS43RSの時には来なかったね。来ていたら色々言えたのに。社長は、輸出用が頭にあるから、CS43RSは大きくなりすぎたと言っておられた。(この部分9/27追記)

 シリアルナンバーは、クランクケース前面に刻印されていた。
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 そしてクラッチカバー側。
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 インナークラッチに変わったので、カバーは超シンプルな造りに。
 此れならば、コストが低そうなので、壊れたら即交換?
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 そして、シンプルと言えば、クラッチとスプロケットをシャフトに留めているのがナットではなくて、シャフトの溝に嵌め込むタイプのワッシャー。なんて言ったっけ。ど忘れ。何とかクリップだよね。

 このクリップタイプだとラジオペンチか細いマイナスドライバーがあれば外せるので、現地修理はやり易いかも。
 ナット締めだとピストンストッパーが要るからね。わたしの場合には、細いロープをプラグ孔からシリンダー内に入れて、それをストッパー替りにしているけど、それにしても山ではやり難い作業であるのは確か。

 ただ、この留め方だとケース内部に竹の切り屑とか硬いものが入り込んだ場合に、クリップが外れることも無きにしもあらず。
 殆どないけれど、わたしが持っているスチールの小さいのでインナークラッチのものが同じ方式で、一回だけ山の中で外れたことがある。

 それからは予備のクリップを持つ様にしたけれど、青木さんたち整備を仕事にしている人たちは、このタイプのクリップは、一回外したら新品に交換するとのこと。広がってしまうからだそうだ。
 でも、そんなに広がらないよな〜とも思うけど、会社的にはそういうスタンスでしょう。
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 オイルの給油溝はこんな感じね。CS42RSの方式とは大分変わったね。
 スピードカットバーとも相性が良さそうになった様に見受けられるけど・・・
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 あとは、トップハンドルのCS252Tと同じ様な、ナットの脱落防止機構が付いた。
 クラッチカバー側がシンプルになったので、このナットを締め込む時の動きがスムーズなので、バーを装着する時にも指だけでスムーズに入って行った。

 同じ様な脱落防止はうちのハスクの560XPにも付いているけど、あれは落とす時がある。それもネジが黒いので枯れ草の中に入ってしまうと見つけ出すことが出来なくて、しょうが無いので新品を買ったことがあるから、共立のは日本人的センスで丁寧に作ってあると言えるかも。

 と言うことで、外見的に気がついた点をピックアップしてみた。また、他にもあったら随時更新予定。


【オレゴンスピードカットシステムを装着】
 最初、オレンジ色のボディに、黒色のカバー???とか思っていたが、オレゴンのスピードカットシステムを装着すると、結構、これはこれで良いかも知れない。新ダイワE3043SPは赤と黒だから、正しくカラーのマッチングがピッタリ?

 18インチのやまびこ用のオレゴンスピードカットシステム(未発売、近々発売のはず)を装着してみた。標準のバーとチェーンは、商品なので開封不可だったため。

 共立CS43RS新型チェンソー + オレゴン18インチスピードカットシステムの画像3枚。
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 良い感じ。
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 上から見るとこんな風に。後ろハンドルの位置が後ろに下がったので、共立特有のずんぐりむっくりフォルムから、近年のハスクバーナの様なスリムな感じになった。

 前ハンドルとブレーキレバーを含め全体的に幾何学的なシャープなフォルムに変身! デザインで幅が狭くなった様に見えるけれど、黒の左側のフライホイールカバーはご健在。
 ここの中身にiスタートというスタータレバーを軽く引ける様にするための補助機能が入っているので若干膨らみ気味。
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 でも、持った感じは非常に良好。

 スタンディングポジションの場合には、前ハンドルの後ろ、黒い色のフライホイールケースのところにちょうど左足の腿が当たるわけだが、前ハンドルの位置と後ろハンドルの位置と含めて全体にシックリとフィットする感じだ。幅が広いとは感じなかった。

 新しくなった前ハンドルの形状を含めて、チェンソーを腰や腿に添えて保持しながら(支点にしながら)行う、枝払い作業や、木に向かって右側から行う受け口斜め切りがやり易いかも知れない、、、軽いしね。

 記事を見直していて、アレっと気づいたのは、後ろハンドル側から写真を撮っていなかったこと。スイッチやチョーク、パージポンプが写っている画像がない!

 これは、横からのフォルムを見ていただくとわかる様に、それらの操作系の横のボディがフィン状に立ち上がっていて見えないんだよね。
 石見エコーの青木さんの考えでは、山で荒っぽく使われて壊れてしまうことがあるからガードを付けたのかもしれないとのことだった。
(石見エコーさんに寄ったので、下の画像を撮ってきた。防振スプリングも辛うじて見える。IMG_54309/27追記)












 さて、実際のパワーはどんなものだろうか。楽しみだけど、うちは貧乏協議会なので当面は買えない。そもそも、新品で買ったチェンソーってあまり無いしね。田舎だとチェンソー貰えるし。。。

 自分でいじれる人は、超ローコストで山仕事に参入できるのか農山村の良いところ? いや、そんなことも無いか・・・
 コミュニケーションも採ろうとせずに自己中で暮らしている人には田舎の風は冷たいかもしれないしね。周りの状況も自分自身の心がけの反映でしかないからね。

 そういう意味では、都会で人間関係に揉まれて鍛えられた人たちは大丈夫。特に下町マインドを持っている人たちはね。お隣からたくさん野菜を貰ったら、調理して料理をお裾分けするとかみんなの通り道を草刈りをちょっとしておくとか、シェアする気持ちがある人ならばどこでも上手くやれるだろう。

 ただし、集落さえちゃんと選べばね。だから、空き家があるからって、いきなり大金を積んで買ってしまうと、後になって大変な思いをすることになるのがパターン。山仕事でも生活でも、なんでも確認が必要という事。

 でも、このCS43RSは大枚払っても買う価値があると思うので、いずれは買うつもり。ただ、もうちょっと熟れてからね。
 初期ロットは皆さんに買ってもらい、あれやこれや炙り出しをして頂いて更に改良されたらば購入でしょう。楽しみだなあ。
 多分、うちよりも先に仲間が買うからインプレッションを聞くのが楽しみだ。(やはり、評判良し。CS42RSとCS500と一緒に、同じチェーンとバーを交換してカッティングスピードの速度測定をやったけれど、最速だった。そして、トルクが太くなっているのを実感。非常に良かったです。)

 あ、いかん!! 価格はCS42RSからちょっとだけ高くなっただけみたいよ。
 税抜きで12万円代から13万円代。10月から消費税アップだったっけ?売り出しキャンペーンってやらないのかな〜。
(※スミマセン。このCS43RSは10月1日から発売だそうです。この間聞かなかったからな〜。9/27追記)

 それから、重量も体重計を持って行って測ったけれど、確かにCS43RSはCS42RSも200gくらい軽くなっていた。体重計じゃ正確なところはわからないけど、持っても軽くなっていたからね。


【エコーブランドのバッテリーチェンソー】
 共立は昔はエコーと言っていた。新ダイワは新ダイワだけど、合併してやまびこになった。そして、共立の海外ブランドはエコーのまま。

 そのエコーブランドでバッテリー電源のツールを販売していたのね。チェンソー、刈り払い機、トリマー、ブロアーの各種。それも50Vのバッテリーなのでパワフルなのが特長。

 ODSKさんのツリーワーク島根講習では、結構バッテリーチェンソーを以前から使っている。スチールのトップハンドルと普通のやつ。あとはハスクのものね。
 ハスクのは吉和の安田林業さんの安田社長が持ってきてくれていて、調子が良いのでODSKのKさんも去年からスチールからハスクに替えた。

 安田さんもスチールは安全面でイマイチなのでメーカにも言っているとのことだったけど、ハスクの方が確かにしっかりしているしね。
 ツリーワーク講習の時も、石見エコーさんでも使わせて貰ったけど、35ccなみの力があるのでしっかり使えるし。バッテリーが一本で20〜30分程度と言うのは仕方がないでしょう。

 で、島根東部で電力会社の支障木伐採などをやっている仲間って、しょっちゅう記事に登場している人だけど、その彼が共立のバッテリーチェンソーが結構良いですよ、と言っていたので石見エコーさんに聞いたらカタログをくれた。
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 50Vの高電圧でパワーを追求したバッテリーチェンソー。

 カタログをチェックすると、本体重量が3.1kgで、2Pというタイプの50Vリチウムイオンバッテリーが1.8kg。オイルタンクが0.38Lだから、300gくらい。
 これで5kg弱かあ。あとはバーとチェーンの重さだね。標準のバーは35cmで、ソーチェーンが90PXの52駒のもの。
 90PXって、1.1mmゲージの3/8ピッチのものだから軽くて切れそうだけど弱そう。

 でも、バッテリーチェンソーは静かで良いからね。場所によっては必須なので、このパワーがあるエコーブランドの両手ハンドルのチェンソーも良いかも知れない。
 でも、あんまりよく働くと盗伐が多くなりそうな気がする。

 ところで、最初に登場した山師のオッさんの話。前回の記事、山仕事アルバイト・パート募集 〜 仲間づくりへ 田舎暮らしを目論んでいる人には参考値になるかも(島根県邑智郡美郷町)に書いた話で、若い人が林業事故で亡くなったけど原因が表に出ていないと書いた。

 そうしたら、このオッさんは原因を知っていて、掛り木処理に失敗して木に潰されたのだそうだ。
 オッさん曰く、「魔が差したんだろう。」、と。分かっていても無理してやってしまうときがあるし、という話。相棒が、「掛かっている木を片付けなければ・・・」、と言っていて、そんな事故になったらしい。
 オッさんは、「若い連中は無理にやるからな。わしらではやらない様な風にやるから事故になるんだ。」、と言っていた。

 うちの協議会は集材・搬出と掛り木処理のためのロープワークの講習を行なっている訳だけど、危険木処理の話の時には、脳の働きによる認識と意識構造とのリンク、個々人の行動パターンの説明もする。

 技術とかノウハウだけでは回避できない精神的要因が事故の原因になるからだ。難しい作業の場合には、その処理の展開、つまり此れをこうやったら、こうなって、最後がこうなると言う因果関係と、その途中に障害が発生した場合には、こんな可能性があるという、イメイジが自分の内側で描けなければ、あとは博打になる。

 えっ?判るわけがないだろうって・・・まあ、判らないよね、結果はやってみなければ・・・でも、最初から判らないって、投げている奴には何時まで経っても判らないということ。

 判らなければ判らないなりに、イメイジをして工夫して万が一の手立てを採って最善を尽くしてやってみること。やることをやって、自分のできることを全て差し出して。それでも、そのギリギリの際に、本当に判らなければ止める勇気も必要。

 その微妙なさじ加減は、自分自身の心の動きを客観的に観ること。腑に落ちるか腑に落ちないか。何か見透す様な感覚で肚が座るか、それとも座らないか。
 これは人生のトラブル、問題を抱えた時の自分のアクションが正しいか、それとも精査し切れずに行動を起こしてしまうかの微妙な部分でのトリガーの話。

 引き際も判らずに、依存心と期待だけの気持ちで根拠もなくやっていたら、何処かでロシアンルーレットの最後の引き金を弾いてしまう。

 博打でやったことは上手くいっても、また行かなくても、積み重ねにはならない。要素が分析できないからだ。

 みんな修羅場を乗り越えてきた人は、そんな経験の中での精緻な感性が動く経験している。この話が解らない人は、ギリギリのところで判断することを結局は逃げてきた人かも知れない。

 この記事の前の方にも書いたかも知れないが、難しい作業には、技術だけでも道具だけでもなく経験と、そこから身につけた智慧が必要だし、また感覚、直感、閃きを受け取れるだけの豊かな感受性がないと、いつかは破綻してしまい持続性がなくなる。

 そして、うちの協議会はいち早く、樹上伐採の道具類を地上での作業に取り入れてやっているので、木に登らずに樹上に牽引点やアンカーポイントを設置できる技を教えている(スローラインだけじゃないよ〜。色々な合わせ技がある)そして色々な道具も使っている。

 あとはケースでどうやって応用して、安全に楽に掛り木を外すか、また重たい木を楽に搬出するかの講習を一般市民向けに行なっている。

 また、今後は、木に登る方法にも色々あるけど、ツリークライミングに関わる講習は、ODSKさんがきた時にやっているからうちの協議会ではやらないけれど、今度ODSKスタッフの中原さんと一緒にやろうかと考えているものがある。

 それは、支障木処理や危険木の伐採の処理を、出来るだけ木に登らずに、また登ったとしてもロッキーラダーとプラスアルファ、そしてWランヤードで安全を確保する作業(こちらの記事の内のWランヤードに関する部分)など。
 それからスパークライミング(昇柱器も?)を使って登って処理する方法などを交えて、様々なパターンの実戦的研修会を考えている。この件はODSKさん内部で了承を得ているので、島根での場所の用意ができれば講習可能になる。

 針葉樹だけが相手だったら、安全作業のためのメソッドは行き渡っていると思うけれど、放置されて大きくなりすぎた広葉樹が多くなってしまい、昔炭焼きのおっさん達が相手にしていた20〜30年生までの細い木の伐採とは状況も作業の難しさの次元が異なっているからだ。

 広葉樹の伐採は、針葉樹の様な定型的な方法では処理しきれないので、道具類も色々必要になってくる。ましてや中国山地は植林山よりも広葉樹の放置山の方が面積が断然広くて、場所によっては広葉樹率が70%を超える場合もある。

 全伐でも危ないのに、重心方向には倒せない場合がほとんどだと思っていた方が良いくらいに、面倒な場所がたくさんある訳。それも、枯れ木混じりだったりね。
 わたしの講習の受講者たちも、そんな山で作業している人たちが多いからね。
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 ある意味、時間制限とノルマが重くのしかかってくる事業体の人たちよりも、工夫したり考えたりする時間がある一般市民の方が、木と一対一で相対して作業することに関しては、引き出しを一杯持っている可能性がある。

 何度も書くとお恥ずかしいが。わたしが記事を本の4分の1程度(ペンネームで)書いている全林協さんのノウハウ図解山仕事の道具という本に書いたのは、「素人ほど良い道具を使おう」、と言うこと。978-4-88138-203-5

 良い道具だったら、ブン回さずに大事に使うし、また作った職人さんの智慧が篭った道具を使うことで、色々疑問に思ったり想像したりすることで、自分自身を上のステージに引き上げるきっかけになると言う意味で書いた。

 また、プロはコストパフォーマンスで考えて、そこそこの道具の使い捨てで済ます場合もあるから、本物の良い道具を揃えている人は少ないので、本物の逸品を手にできる機会を得られる素人は、本物を知ることができるチャンスがあるということ。

 なので、今は一般市民の人たちによる、森林整備や森林資源活用が進んでいるので、より高いレベルを求めて工夫していった方が良いだろう。

 昔は農山村のおっさん達は農業もやるし山もやるしで、何でもできるジェネラリストがたくさん居たし、そうで無かったら食べられなかったから真剣だったわけ。

 今は、山の事だって重機を使わなければ何もできない仕事の仕方になってしまっている訳で、木という生き物に対してのリスペクトも持たずに力で仕事をするから、破綻した時のしっぺ返しが大きくなるし、その予測もできなくなっているのが現状。

 先の山師のオッさんもわたしも同意見だけれど、教えてもできない奴は出来ないし、教えなくても人の作業を見ていてもできる様になる奴も居る。

 もう、育ち方が違うとしか言えない。人に食いついて、何か学んでやろうとか盗れるものは盗って身につけてやろうという気概もない人間も多いから、良い職人仕事ができる応用力のある人間が育たない、ということ。

 それでも、そういった種類の人たちは居るので、是非山仕事に参入して自分自身を高めて欲しい気がする。

 また、山仕事だけで食っていくだけじゃなく、他に本業がある人たちは、そんなシビアな要求はされないから、自分たちのできる範囲でスキルアップしていけば良いのは言うまでもない。
 ただ、個人作業だけでなく、他人と連携して行う作業の場合には自己中の意識は転換する必要がある。相手が何をしようとしているのか、何の意図を持って動いているのかを感じ取れないと、自分と他人を危険に晒してしまうからだ。

 そういった作業には自分の頭の中身で考えられるよりももっと深い意味があったり、展開の幅があったりするから、まずは素直な人間になることが一番のキモだろう。

 自分自身を変革できる人にとって、山仕事と言うのは奥が深く、また実際に結果に出るので充実感が得られる宝庫でもある。そして、脳生理学からも心理学的な見地からも自己を高めることができ、かつ危険と隣り合わせのリアル現場だから真剣さが違う。

 そして木材という得た対価は売るだけでなく、工夫し応用できる人たちにとっては、自分たちの生活に直結する成果となる。家まで建てられる可能性もあるわけだしね。

 これから、世の中がどんな風に動いていくか判らないが、益々混沌とした時代が来るのだけは確かであろう。

 そんな時代でも楽しく意義がある生き方をするには、まあ色々あるかも知れないけれど、森林資源活用を小さいレベル(高性能林業機械がなくとも)でやれれば、地面の上でのできる事の幅は一気に広がるし、生きていくことの基本的な要素は確保できると思う。

 長期に電気が止まって家電が動かなかったりレジも動かず、物流も銀行も動かなくたって、田舎には何でもある。ただし、他人頼みではなくて、自分が何が出来て何を差し出せるのかが問題。周りの役に立てなければ、何時迄も周りが助けてくれる訳も無いのはわかるでしょ。

 生きる権利は、周りの人を生かす義務を果たせてから。日頃、自分のことばかり考えて準備を怠ってきた人が、何か災害が起こってから被害者意識で文句を言っても何も解決にならない。
 今の人たちってチヤホヤ育てられたから、基本的に他人が何かしてくれて当然というクレクレ野郎が多くて、感謝の気持ちも何も無い不徳な人間が多い。
 要するに自分の薄福小徳の故に人生に常に摩擦を抱えている人間ね。そう言う人たちは自分自身の問題で不運な事が起きる場所やタイミングに引き付けられてしまう。

 運がいい人は、危ないところでもギリギリで助かる。その運は作るもの。今からでも遅くはないから、貰うことよりも与えることを工夫することね。不徳と言う借金を返さない内は直ぐに運が良くなるなんてことはないんだけど、でも与える側に立てる様にすること。

 とは言っても難しい事ではない。まずは、前出の渋野日向子選手を見習って、笑顔と礼儀と挨拶ね。タダでもできるこんな簡単なことさえも出し惜しみしているから、周りの人も山も木も味方に出来ないんだよね。

 本当は山って怖いところで、不徳な人間が入るとその人の中身が増幅するのか、魔が差す様な普通じゃ考えられない行動をしてしまう事がある。クレクレ人間は、山に行って木に抱きついてパワーを貰うとかやっているけど、優しい木ばかりじゃないと思うんだけどね。

 だから、山に入る時と出る時は、しっかりと山(山の精霊、神様?)に挨拶をした方が良いと思う。わたしは昔からやっている。沢登りなんて何時死んでもおかしくないからね。何度もやばかった事があるけれど、取り敢えず生きているのは山に感謝しつつ遊ばせて貰ってきたから?

 そして、災害時に国や自治体が助けてくれるという考えは、取り敢えず脇に置いて、自分自身、自分たち家族だけでも自力でなんとかできる体制を作っておくことが必要でしょ。

 できれば、周りの人も助けられるくらいの準備があると尚よし。もう、すでに何回も同じ様な災害が各地で起こっているのだから自分ごととして学習しないと。

 そういった自然界の変動の信号をどう受け止めて、そして自分の人生の舵取りをどうしていくかは自分次第。理屈以前に感覚が閉ざされていると、お先が真っ暗にしか見えないでしょう。だからと言って、ドンガラにしがみ付いていると、益々状況は膠着して能動的に動けない様になるのが世の常。レミングスみたいに集団で・・・ディセンション?

 そんな時代に、別に林業事業体に在籍していようが一般市民でも構わないけれど、木と一対一で相対してリスペクトをもって活かさせて貰う智慧をもった人がより多い方が、この混沌とした時代に自立して生きていくため、また周りの人たちの手助けになるためには必要なことだと思うのだが如何だろうか。

以上

P.S.わたくしチェンソージャーナリストでも無いのになんでこんな詳しくレポートしているんでしょうね。何らの稼ぎの足しにもならないのにね。
 そもそも、毎度の長文ブログで読む人は少ない(ほとんど居ない)のは分かっていること。だから、人の隙をみて能書きを書きまくっているのだろうか。

 ま、それもあるけれど、石見エコーさんの人たちはいい人たちで何時も親切にして貰っているし、共立も上手な会社じゃ無いし、イマイチ抜けているところもあるけれど、真面目なモノづくりの姿勢が感じられるし、その割にはWeb上で正当な評価を得ていない風なので、あまり大々的に褒めているサイトもないからね(ハスクとかスチールが大好きな人たちのアクションに対してだけど)。だから、少し宣伝したいという意図がある。

 わたしもハスクもスチールも好きだけど、共立(新ダイワ)は山仕事の普通の道具としてもっと評価されて良いし(現場の人は判っているけれど)、日本の土壌で日本人向けの道具としては非常に合っていると思う。
 そして、森林資源活用に関わる一般の人たちにとってもディファクトスタンダード的な、基準になるものの一台だと思う。

 他の凝ったチェンソーや用途に合ったチェンソーもあれば良いけれど、まずは古女房みたいな見た目はパッとしないけれど(失礼!連れ添ったパートナーに取り敢えず新鮮味は無いよね)、ホッと落ち着いて馴染む様な一台は家にドシンと居てくれた方がいいでしょ。

 そんな古女房の前ではイイ格好しいもしないし、冒険もしないで無理もしないから、人生怪我無しみたいな、ものかな。その分、他でチャレンジできるしって・・・

 逆に女性の立場で考えてみれば、うちの旦那は小屋でシコシコと何時も何か弄っているけど、仕事じゃうだつが上がらないし、ま、病気もせずに丈夫なのが取り敢えず元気なのが取り柄かなみたいな家庭だったとして。

 その奥さんが、エクササイズに通っているジムのインストラクターが格好はいいし声も良いのでちょっとクラっと来て、浮気心を出して遊びに行ったら、来ているものはブランド品ばかりなので、合わせるのに金は掛かるし、飲みに行けば良い酒ばかり大食らいで大変。

 その上、飲み過ぎるとその場で寝てしまって動かないし。こんなんじゃお金も掛かるし体力いるしでもうやってられんわ!
 やっぱり、少し冴えないけど地道に働くうちの親父の方が安心ね、みたいなのは、どちらのメーカに対しても失礼な例えだったね。

 ま、うちもチェンソー色々あるし、それぞれ良いところはみんなあるけど、どんな時にでもちゃんと働くことに関しては、共立の信頼度は高いよね。そして、今回の共立CS43RS(新ダイワE3043SP)は、相当進化したしね。色気も出たし。
 ただ、日本のおっかさんみたいな足腰がしっかりした安定感は未だかな。あの後ろハンドル周りとスロットルトリガー辺りをガシッとしてくれたら最高!

 そんな共立のチェンソーの話をガチに書く人もいないから、わたしが代わりに書いてみたというところかな。

 あとオレゴンのスピードカットは結構気に入っていて、自分が元玉伐りやグリグリやる様な使い方をしないからだけど、軽いバーと95TXLのコンビがいい感じだと思っている。

 うちはハスクが多いので、他は全部ハスクのH25(21BPX)だし、スチールは小さいのばかりなのでPM3かPS3を使っている。
 スチールの刃は質が良くて永切れするし、H25はオレゴン製という話を聞くけど、質がちょっといい様な気がする。

 そんな訳で、いままでオレゴンの製品は講習会用のチャプスを複数買ったことがあるだけなのだが、オレゴンのスピードカットは良かったので、これまた自慢しいになるけれど詳しく採り上げてみた。
 ただ、刃の焼き入れが硬すぎるのがあって、その中でもどうにもヤスリの刃が乗らなかったのは、ネットで安く買ったもので、どうやら中国産オレゴンだった様子。

 他のものは硬いものがあったけどヤスリはなんとか掛けられたから。オレゴンブランドを売っているブラントジャパンさんも、その焼きが硬めに入っていることは認識していて、アメリカ、カナダの生産ラインに対しては製品管理の向上を依頼しているとのこと。

 なので、オレゴンのスピードカットシステムも良いと、と宣伝している次第。モニターで3本も使わせて貰ったお礼。。。有難うございました。石見エコーさんブラントジャパンさん。

 そしてこの軽量なスピードカットと、軽量な共立(新ダイワ)の40ccと50ccのクラスのチェンソーとのマッチングが素晴らしく良くて、わざわざこのクラスの外国製のものを使う理由がなくなってしまった次第。
 兎に角、持って軽くて、そしてエンジン始動が楽なのが我々には助かるってこと。

 ま、そんなところですかね。