今回は、うちのデリカに付いている簡易オーニング?を格安で自己調達した話。その前にオーニングに関連して、3年くらい前に自動車会社ホンダに企画提案をした軽トラの荷台に離脱着可能なモバイル道具小屋についても載せてみる。
 どちらも、日除け、雨除けになるオーニングに関連する内容。

 うちの車の屋根に取り付けているサイドオーニングはもう四年くらい前に作ったのだと思うが、さらに今回はリアゲート用の雨避けも作ったこともあり、関連した内容をまとめて記事にしてみた。
 山や田畑での作業、野宿やキャンプなどのアウトドア遊びだけでなく、自然災害時の避難拠点としても意味があるものかと思う。

 我々的には、天候がすぐれない野宿の時だけでなく、雨の日の山での作業の際に燃料を補給するとか、刃の目立てをするとか、または一休みする時にもオーニングがあると助かることが多い。

 たまに使うだけならば、ワンタッチテントでも良いかも知れないけれど、雨の後に干してメンテしなければいけないとか、タダでさえ林業道具が満載なので積み下ろしが面倒だとか、うちの使用事情に合わないので、見た目が多少ダサくて使い勝手もそれほど良くなくても、こんなオーニングの方が便利というわけ。
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 うちの車両は昔のデリカのスターワゴン24万km。屋根にも荷物を積むことが多いためにルーフキャリアを二つも載せているけれど、この簡易格安オーニングを取り付けるには、スキー板やボードを取り付けられるベースキャリアを屋根に付けられる車ならば特に車種を選ばないはずなので内容をアップしてみることにした。

 上画像の矢印の先が、自分で作った格安オーニング。他にパイプなどがルーフキャリアの上に見えるが、あれは木登り用のロッキーラダーの一本ハシゴ。


【ホンダに提案したモバイル道具小屋---農林アウトドアだけでなく災害時にも活躍】
 それから関連した内容として、3年くらい前にわざわざ島根まで来られた自動車会社のホンダの企画部署の方に自伐型林業についての取材を受けた際に、頂いた取材費外の此方のサービスで提出した軽トラ(ホンダアクティ)用のモバイル道具小屋の企画提案書から、今回の記事のお題であるオーニングに関連したページを抜粋して載せてみようと思う。

 流行りの軽トラの荷台に載せるタイニーハウス的なものではなく、大手メーカが作る軽量でしっかりした躯体に、下記アイデアの様に記載の様々な機能フォーメーションが組める構造を持たせたものを作って貰えれば、農林第一次産業の現場から、農山村暮らし、アウトドアスポーツ、そして災害時の避難用にまで活用でき、幅広く使える汎用性の高い企画だと思うのだが如何?
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 このモバイル道具小屋は、山仕事は勿論、農作業の時にも、また災害時にも活躍するものと思っている。現場に設置しておくこともできるし、移動しながらの生活も可能。軽トラの荷台をデッキとして生活空間や降雨時の作業空間に出来るのがミソ。

 それから、躯体の中で灯油ストーブの火が焚ければ、作業の間にもウェア類を乾かせる。人間が中に居ても、換気は十分にできるから、昼休みの短い時間ないにも速攻温まりながら服を乾かしたり食事もできるわけだ。
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 例えば、うちが使っているキャンプ用の灯油ストーブ。有名な受注生産のフジカハイペットは、倒れても灯油が漏れない造りになっていて、天板を二段階の大きさでに外せる優れもの。昔富士山の測候所でも使われていたらしい。

 これならば、冬の軽トラの荷台の箱の中で活躍するだろう。躯体の中が直ぐに温まるし、点火の際の匂いも少ないからね。
 天板が広いので、お湯を沸かしたり弁当を温めたり、調理もし易い。
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 このモバイル道具小屋は、三面のゲート(パネル)全てがオーニングになることで、雨降りの時にこそ役に立つので野山での作業拠点とできる。だから、野宿とかキャンプや災害の際の避難時にも当然活躍するはず。
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 と言うのも、わたしたち夫婦のしまね暮らしは、東日本大震災の放射能避難ついでに(十日間ほど)野宿をしながら遊びに来て、図らずも夢だった田舎暮らしを実現することになったのだった。
 自分たちの遠い移動理由は原発事故だったが、当ブログの他の記事にも何回も書いている様に縄文時代から現在まで(戦争を除く)火山噴火から大地震、津波などの災害によってだけでも集落の消滅や大規模な人間の移動が時々起きている。

 そして、地球の活動期に入ってしまった今の時代に於いては、リスクマネージメントとして移動することを前提に生活体系を軽くしてフレキシブルなものに転換しておくことと、そしてそういった強制的移動時にも最低限の生活が営めるトランスポータは多くの人が要求していることだろう。

 だから、自己保全意識の高いアクティブな人たちの中では、ローコストな軽トラハウスとか小さなキャンピングカーが広まってきているのではなかろうか。

 その上、最近では日野のマイクロバス、リエッセⅡをオーストラリア製の四駆キットを組み込み日本の法令に合う様に改造し、オフロードも走れる様に(4WDのローモードがある上に、デフロックまで装備して30度の坂を登るという)した「凄BUS 4×4」という車両までリリースされた。
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 我々的には、これがあれば家は要らないじゃん、みたいなものだ。あとは、自分たちで山の上に道を付けて、現場の木を使って小さな小屋を幾つか建てておけばOKでしょ。
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(画像2点は神戸新聞の記事から借用)

 神戸新聞の記事によると、豪雨災害が多発しているので、全国からの問い合わせが多くあり、避難所にもなるので地元自治体や事業者からの引き合いが既にきているらしい。
 自分だってお金があれば買っちゃうだろう魅力的な車両だからね。

 ただ、2500万円するので、助成金を使える様なところならば導入も検討出来るだろうけれど、一般人としては現実的ではない。

 だったら、わたしがホンダに提案した様な、必要な時だけ軽トラの荷台に乗せればよいモバイル道具小屋みたいなコンセプトの方が一般受けするし、また多くの人たちが持っていれば災害時にも実効的だと思う。
 あとは、近年流行のアゲトラという、適度にリフトアップして大きめのタイヤを装着した四駆軽トラであれば尚よしかな。

 おっと、こんな記事を書いたら、yahoo!ニュースに三菱がキャンタートラックをベースに災害時の初動対応用の特殊車両を開発したことが載っていた。KTM社製のオフロードバイクをリアに積んでいるところに本気度が表れているね。※より詳しい記事はこちら。(情報ソースは、現在唯一残っている四駆情報専門誌のTwitterCURIOUS編集室から
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 昔から2tの4WDキャンターをアウトドア仕様にして使っている人たちが結構いたからね。それとはちょっと違うが、他の記事に書いたことがある学生時代のアルバイト先のヤマハ専属の運送屋の仲間たち(中学の同級生が居た)は、当時の2tロングキャンターの2WDの普通のトラックで富士山の裾野の林道アタックをやっていた。

 それ以前にジムニーでもアタックをやっていたのでルートは知っているからなのだけど、このタダの2tロングのトラックが雨で削られて岩が飛び出しているところ(今のインチキSUVだと下周りがボコボコに壊れる)を踏破できたかと言うと、フレームがしなるのでサスペンションのストローク以上に四つのタイヤの接地力が稼げるためだった。

 ま、トラックなので狭いところや山の折り返しがキツイところは無理だから、上記のレスキュー車両は初動用なのでオフロードバイクも併用するわけね。
 これは、消防のレスキューもトライアル車などバイクも設備していることからも、災害現場の状況を見極めてくるには踏破性が高くスピーディに動ける道具が必要というわけ。それに今はドローンもあるからね。

 とは言っても、四輪駆動だからとどこでも走破できる訳ではない。深い泥濘地と重たくて深い雪は程度によりけり。ましてや今のなんちゃって4WDはアイスバーンや軽い雪位にしか役に立たないものが大方。

 四駆ならば4WDの副変速機によるローモードがなかったら踏破力なんて望めない。ローモードのギア比が低いミッションが無ければ、泥濘地や深雪、または穴や溝や川に落ちてスタックからの脱出時に、下手すりゃクラッチがオシャカになるから戻ってくることさえも出来なくなる可能性が高いしね。

 普通の道を走るための5速のうちのローギアなんてのはまじな急坂を登ったり降りたり、または穴からの脱出に使えるギア比にはなっていない。

 オートマは最初から無理はできないと思っていた方が平和。四駆のオートマは寿命が短いものね。だからうちの、スターワゴンもジムニーも軽トラも全てがマニュアルトランスミッションの四駆の副変速機付き。
 出来れば、軽トラもデフロックオプションを付けて方がいざと言う時にはより脱出力が付与できるので、新しく買うならばデフロック付きをお勧めしたい。

 でも、幾ら四駆でもはまるときははまる。そんな時の脱出方法については他の記事に載せている通り。普通の車の四輪駆動を過信すると高い授業料を払う様になるだけでお守り代わりにもならない。

 と言うことで、世の中全般で災害時対策が少しずつ浸透している様だけど、うちの協議会の基本精神は自力脱出なので、自分たち自身が地力を付けて於かなければ何事も立ち行かないと思っている。
 行政の高機能のレスキュー車両も有難いけれど、自分たちの車自体も災害時に少しでも対応できるものであれば、自分たちだけでなく周りの人たちに対しても手を差し伸べられる可能性が高くなるでしょ。それもあって、モバイル道具小屋コンセプトを提案したかったわけ。

 自作もそれはそれで良いけれど、重たい道具を沢山積んで山奥に入る人間としては、軽くて丈夫な箱が欲しいからね。
 そして此れは何かあった際の生活拠点にも使えるけれど、日常的には庭の隅に道具小屋(避難用品小屋)としておいておけるのだから、軽トラの普及率の高い日本にはピッタリの商品でしょう。
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 企画提案書を渡した株式会社ホンダアクセスは、ホンダ技研の連結子会社でホンダの純正部品メーカ。此処だったら作ってくれると思ったんだけどな〜。でも、軽トラのアクティの製造を止めちゃったから、もう作らないだろうか?

 でも、このモバイル道具小屋は、他のメーカの軽トラにもアタッチできればソコソコは売れると思うのだが。。。ホンダアクセスならば、販売力があるから大量に売れれば一台当たりが安く作れそうだからね。

 ところで、その時の取材とは、直ぐに商品化とかではなく、世の中全般のニーズを探ってホンダが役に立てるものがあるかを調査するためのものだそうだ。流石、ホンダだね。


【ホンダのマインドを見習って---出来ない理由を考えるのではなく、出来る方法を探す】
 その自動車&バイクの会社のホンダは、昔の自分の仕事で企業研究所の開発のための計測ツールの受託開発の営業をやっていた頃には和光や朝霞、栃木の研究所がお客さんだったことがあり、その時に伺ったホンダのマインドについては、その後の大事な人生の心がけを学ばせて頂くきっかけになった。
 その一つとして・・・

 現在、一般市民さんが結構危ない木を伐る様なケースが増えて来ており、何が危険かも知ろうとせずに無理な伐採を少ない道具を使って我流でやっている人たちが多いために事故が多発している。

 ところが、世の中は進歩していて、昔ながらの綱渡りの様な危険な伐採方法から脱却して、もっと軽量な道具や知恵のある手法を使って木をコントロールしつつ、より楽により安全に危険作業をこなせる様になってきている。重機など無くてもだ。

 それは、その現状不可能と思えることをどうやってできる様に実現していくかということを考えるホンダマインドを、当時お客様だったホンダの和光研の主幹の人に叱られたことがあり、その後、同様の姿勢を身につけた自分自身の経験を元に、樹上伐採(特殊伐採)の道具類を地上での伐採にも応用活用できる方法をこの6年くらいの間に構築してきたシステムと経験に基づいて言える。

 つまり、できない理由を探すよりも、できる様になるための手法や智慧を積み上げて行くというホンダマインドをもって臨めば、小規模の道具でも安全に森林資源の活用ができる様になれるということ。

 重機や高性能林業機械という、まず資金ありきの林業とは別の世界、個々人でも手が届く範囲のローコストの道具で森林資源の活用を行なっていくことは、山の適正な森林整備への道であり、最終的には土砂災害対策や獣害対策にも繋がっていくと考えている。

 その上で、道具とスキルを徐々にステップアップしていくことでより広い範囲の森の整備ができる様になることが、一般市民側からアプローチする森林資源活用を通した山の保全の正道であろう。

 東日本大震災の後に(チェンソー一台は屋根に積んでいたけれど)車一台で島根に移住して来て、手取り月10万円ちょっとの行政嘱託職員の仕事をしながら協議会を立ち上げて森林整備資源活用の講習を行って来た貧乏人スタンスとしての方法論である。
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 さて、このモバイル道具小屋の提案について、3年経っても反映される様子がないことと、ホンダの軽トラのアクティが生産中止となるアナウンスが送られて来たので、もう時効ということで取材を受けた後に送った企画提案書の絵を載せてみることにした。

 これは、軽トラ用の荷台に載せるタイプのタイニイハウス的道具箱なのだが、天候がすぐれない時や、冬場に山の作業で濡れた時の休み時間の短い間に活用し易いこと、そして、そのまま野宿や災害時の避難拠点にも使いやすいというフォーメーションを実現できる。
 自分自身が欲しいものを夢想して描いてみたもの。
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 このモバイル道具小屋のリアゲート側から軽トラをバックで入れると、リアゲートがオーニングとなり、軽トラの荷台が生活空間のデッキとして使えることで、箱を積みっぱなしの軽トラハウスとは違って広い生活空間が確保できることが特長。
 夏は、メッシュの蚊帳を吊れば虫除けが作れるしね。
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 これは、自分で作れば似た様なものも作れないことは無いけれど、そうすると本体自体が絶対に重くなるので、メーカがアルミ骨材とFRPパネルなどで軽量に作ってくれることを願って絵を書いてみたもの。

 コンパネとかで作ると結構本体重量が重くなってしまい、重たい林業用の道具を色々積むと軽トラだと重さ負けしてしまうからね。

 下の画像は、仲間の地域おこし協力隊で山陰に来た田口氏が製作していたもの。三浦半島に住んでいた時にはトヨタのタコマのトラックに乗っていて、島根に来てからダットラ4WDのキングキャブを買ったけれど、狭い山道には軽トラの方が機動的だと言って導入したので載せる箱を作っていた。
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 そのハイゼットジャンボに載せる軽トラ用タイニーハウスだけど、材料代だけで8万円以上掛かったとか。だったら、メーカーが軽くて機能的な箱を作ってくれるならば30万円くらいだったら買う人が結構居そうに思える。

 何処かの製作所さんが、こんな軽量かつ機能的な動く道具部屋(3面のゲートを開けるとオーニングになり、室内には道具ボックス兼腰掛け兼ベッドのベースを備えた全天候対応のボックス)を作ったら売れると思うんだけどなあ・・・
 中身さえしっかりと作ってくれてあれば、もう少し高額になっても良いかも知れないし。
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 この道具ボックスの一番の特長は、軽トラをボックスのリアゲート側から入れ直すと、上画像の様にリアゲートがオーニングになって荷台の上をボックスの延長として活用できること。

 両サイドのパネルも跳ね上げてオーニングとなるので、雨降りの時の道具のメンテの際にも道具類を濡らさなくて済むことなどにある。
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 山仕事だけでなく色々な仕事の局面でも役に立つ機能だと思うのだけど如何?
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 あと、ホンダさんにはこんな提案もしておいた。PTOを油圧で取り出して回すキャプスタンウィンチね。取り外しも可能。
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 さてさて、このオーニング(Awning)というのは、日よけとか雨よけの庇のことで、商店の軒先に巻き込み式で設置されているものがそうだ。

 アウトドア好きな人には、キャンピングカーの屋根の横に付いているオーニングが知られている。が、高い。10万円代とか20万円を超えるのではなかったろうか。

 大体、キャンピングカーの様に機能特化した乗り物を大枚叩いて買う様な方々にはそんな金額も込み込みなのだろうけれど、まともに新車さえ買ったことがない我々の様な懐よりも精神の自由を求める?甲斐性なしにはとても手が出る製品ではない。


【お金がなければ自分で作る】
 だったら、物干し竿2本とシルバーのシートを使って作ろうと思ったわけ。うちの場合には野山で野宿する時に必要なこともあるけれど、雨模様の際に、小規模林業の講習会を行うこともあって、その時に道具の説明をしたりする時にも重宝する。

 作ろうと思ったのは、昔からこの程度のことで雨を凌いで野宿していたから。デリカだと屋根に登るのが面倒だし、いい加減に嫌になってオーニングを自作してみたということ。
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 下画像はイベントの時が雨だったので、オーニングの下でエンジン薪割り機で薪作りを行なったときのもの。軒先が設置できると便利でしょ。
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【素材概略】
 シートは#4000のシルバーシートで、2.7m×3.6mのもの。広げたシートの端にはステンレスの物干し竿を取り付けているので、両サイドをロープで張れば安定しているし、場所に依ってはロープ一本で引っ張ってもシートがピンと?張れる。
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 シートにはホムセンで売っているハトメのセットを買って、孔を増やしてハトメを取り付けたので、物干し竿に細ロープで縛り付けただけ。

 半分使い捨てみたいなもので、傷めばその部材をリプレイスするだけの造り。家でもそうだけのオーナーが手を入れて自分で修理ができるという造りになっているのが嬉しいタイプ(自分の個人的志向と価値観がね)。
 シートの引き出し長が3.6mあるので、立木やポールが立っているところならば、ロープを渡して、倍力とか3倍力でテンションを掛けたところへシートを回せば一面は壁面ができる。
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 こんな具合にね。そして、これらのシート、ブルーシートでもシルバーのシートでも規格は同じなのでハトメの位置もほぼ同じ。

 だから、小さなカラビナ(なければヒモでもよし)などで追加のシートをフッキングして垂らし、壁面を作れる。こんな風になる。
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 この垂らしたシートの裾は、地面にペグを打つか、またはタイヤや周りの構造物にロープかゴムでテンションを掛けて縛ればバタつかない。上画像のサイドのシートは、1.8m×1.8mのサイズのもの。

 つまり天井のシートが3.6mなので、1.8m部分で垂らしてから両サイドに1.8m×1.8mのサイズのシートを壁代わりに張れば、高さ1.8mで1.8m×2.7mの広さの空間ができるということ。
 まあまあ、使えそうな広さでしょ。風雨が多少強くて間から雨が吹き込んでもカッパを着ていれば宴会の続行可能なくらいの程度に防げる。

 また、天井部分のシートに雨水が溜まることもあるけれど、その場合にはポールなどで片側を高くしておけば部分的に溜まる雨水が流れ落ちる様にできるし、また必要に応じて屋根の高さも自在に変えられる。
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 うちの場合には、木の伐採時にコントロール用の高強度繊維ロープやワイヤーを樹上に掛けるための、5mまで伸びるアルミの伸縮型のフッキングポールがあるので、それを活用することが多い。
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 ハトメや小型カラビナにフックを引っかければOK。無段階だから高さ調整は自由自在。

 さて、シートは物干し竿を両側にハトメを増やしてロープで留めただけだが、屋根側の物干し竿はベースキャリアにどうやって留めているのかを一応説明してみる。
 でも、留め方は千差万別でやり方は幾らでもあると思う。
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 私の場合には、上画像の矢印のところに四輪駆動用の各種アイテムを扱うショップで売っているスコップを取り付けるためのスコップホルダーを他の道具を買うときについてに2個購入して持っていたので其れを使った。
 ゴチャゴチャしていてちょっと判りにくいけど載せてみる。
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 全然、判らないスね。ネットで拾った画像を載せてみる。
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 わたしのはこれを以前シューエイさんから買ったのだが、今探してみると、他のアタッチメントが付いたものしかない。
 それに、今は蝶ネジではなくて、ナット留めになっている様子。バージョンアップしたものは神奈川の厚木にあるRV4ワイルドグースさんで売っている

 スコップホルダーで検索すると、他にも色々出てくるので調べてみると良いだろう。上にリンクした記事には単管パイプ用のクランプを改造するよりは、此方に紹介したものの方が楽と書かれていたが・・・

 あとは、シートを端の物干し竿に巻きながら仕舞って、最後は幾つものゴムヒモで縛っている。また、落下したりイタズラされない様に細いワイヤーを回して鍵が付いたカラビナで固定してある。ま、適当です。

 なので、一番高かったのは、このスコップホルダーかな。2個で7千円を超えるし、物干し竿はホムセンで売れ残って錆びていたのを2本で千何百円かで買ったもの。2.7m×3.6mの#4000番のシートは2千円しなかったと思う。ヒモの値段もたかが知れているしで、全部で1万5千円は掛かっていないはず。
 掛かったコストの割には、その恩恵は十分に受けていると自分的には考えている。


【リアゲート用雨除け追加】
 お次は、リアゲートの雨除けの話。ワゴン車など車の後半が角形の車の後ろ部分の扉には幾つかの形式がある。リアゲートと言うのかハッチと言うのか、大きさや形状によって呼び名は違いがあるけれど、自分的には扉全体を上に跳ね上げる形式のリアゲートが使いやすい。
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 ジムニーの様な横開きのドアでは雨除けにも何もならないからだ。自分的には跳ね上げ式の屋根になるものが使いやすい。
 ジムニーも、昔のチェロキーの様にスペアタイアはパイプ式のラックに取り付けて横に開く様にして、リアゲート自体は上に跳ねあげられる様なタイプだと、雨降りの際にも荷室が使い易くなるのにね。
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 でも、オフロード走行する車種なので、ボディと屋根の剛性にコストが掛かるから無理かなあ。
 画像は15年くらい前に嫁さんが中古で買ったJA12Wのジムニー。昔、新宿や六本木で踊っていた奴が、今では島根の田舎暮らしに馴染んでしまい神奈川の親の家や店(かつて蕎麦屋をやっていて今は他人に貸している)も要らないと、神奈川にも帰りたくないと言う程に成長した。
 お金がなくて6年くらい車検切れで放置してあったジムニーは、嫁さんがエアコンなしの軽トラに耐えられなくなり借金して復活。この夏は元気に山奥での子供達の環境教育のサポートに行っている。
 走行距離17万km超え、でもリッター当たり15kmくらいは走る。これも別記事に書いている優れもののエンジンオイル添加剤ナノワークスのお陰かと。

 さてさて、選日梅雨の合間の晴れの日に何を思ったか、そのデリカのリアゲートに雨除けを装着できる様にした。

 こんな作業は草がどんどん伸びる蒸し暑い時期にやる作業じゃないのにね。きっと熊本の豪雨災害もあったし(心よりお見舞い申し上げます)、こちらの地方だって豪雨災害で避難することもあり得るので、そんなことに際した場合にデリカを拠点に生活しやすい様に整えておこうと思ったのかもしれない。
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 庭に車を持ってきてシミュレーションしてみる。

 今回デリカに、1.8m四方のシートを3枚下げられる様にした。こりゃ、暑い時期に使うものじゃない。
 暑い時期は、雨が降る時には雨に打たれるが宜しい。が、寒い時期にはあまりウェアを濡らさない方が良いからね。
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 シートを提げるために、リアゲートの内側にU字型のフックを鉄板ビスで幾つも取り付けた。シートのハトメの位置のピッチに合わせてある。あとは小さいアルミカラビナで吊り下げるだけ。
 このアルミの小さいカラビナは、100円ショップで数個で100円で売っているもので十分かと思う。大きさによりパッキングされた数が異なるけれど、大きいよりも小さいほうが隙間の間がより密になる。
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 こんな感じの空間になった。寒い時期の雨降りの時に一人二人くらいで野宿するんだったら此れで十分。

 この留め方は、ブルーシート類のハトメのピッチは何処で買っても同じはずなのでカラビナなど(ヒモでも良いけど面倒)でシートの延長ができる様になっているから。
 間の弛みを無くしたければ、シートに孔を開けてハトメの数を増やせば良い。
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 昔散々お世話になった東京マタギのオッさん(深瀬信雄氏)の源流釣や山菜・キノコ採り教室の際の宴会には、ブルーシートで天幕を作ることが多かった。
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 隙間があっても豪雨でない限り多少の雨は大丈夫。みな沢屋ばかりなので濡れることに対しての耐性はできているからね。

 話を戻して、先に紹介したサイドの簡易オーニングは、雨降りの時に巻き込んで仕舞う際に自分が結構濡れるので、此方の方が簡便に使える。
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 後ろに垂らしたシートは、立ち木などに縛って持ち上げるとリアゲートにプラスしてさらに広いエリアを雨からカバーできる。

 下画像は、ジムニーの屋根と接続してみた図。軽バンだったらリアゲート同士をオーバーラップさせて、サイドのシートを両方に垂らして下をペグで固定すれば、結構良い空間を作れるね。
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 ジムニーの荷室側から覗いて見た。屋根のシート長はまだまだ余裕があるので、本来ならば、もっと広く空間が確保できる。
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 デリカ側の荷室から覗いてみた図。薪ストーブは冬場の雰囲気を出してみたヤラセ。
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 モキ製作所製の災害・イベント用薪ストーブのMD30KCとちっちゃい俺のかまど。俺のかまどにはホンマ製作所のダンパーも奢ってある。どちらもエルボーの煙突があるのでクランク形に横だしができる様になっている。
 MD30KCは、一人で抱えて車に積めるのと、車輪と手押しハンドルが付いていて移動しやすいのが良い。

 羽釜と焼き芋ボックスも付いているので、羽釜で鍋などもいいだろう。今度の冬には、焼き芋ボックスで野菜の蒸し焼きとか、タイの塩竈焼きとかできるのかチャレンジしてみたい。すでに、焼き芋石と共に溶岩プレートも設置してある。

 これらは、元モキの深澤さんからお客さんの中古を安く斡旋してもらい、この春に手に入れたばかりだから、まだ本格的に使っていないからね。
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 横には、ポーランド軍のポンチョ二枚合わせの軍幕テントを設置。虫干しね。最近流行りの庭キャンじゃない。
 大体、此方の地方では庭でさえマダニにやられるので、下手すればSFTSウィルスに罹患する可能性がある。近所の知り合いは死に損なっているからね。
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 このポンチョ・軍幕は高密度に編んだ綿素材なので火や擦れにも強いし風も通しにくい、そして雨に濡れても、一回濡れて仕舞えば水の透過性が収まるというもの。

 それにしてもデカイ。大きな荷物を背負って覆える様になっているとのことだけど、濡れたら此れだけでも重たいよね。外国の軍用製品は大柄な人向けのものばかり。それは林業用の海外製品に同じ。ひ弱なわたしには扱いきれない。

 軍幕ポンチョをくれたのはこの人。冬場の伐採作業の昼休みにもこういった軍用ものを活用している仲間。
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 随分と以前から、この軍幕テントで子供と庭キャンしている様子。インスタの中にもそんな様子がアップされている。

 この軍幕を張る時にも伸縮5mフッキングポールが使いやすい。
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 てな事で、うちの災害での避難時の対策はちゃくちゃくと進んでいる。が、寒い時には寒さ対策って色々な方法で出来るけれど、暑い時はどうしようもないよね。


【超暑い夏に緑がない狭い住宅街で電気が無かったら・・・】
 その様な場合には、山の上に逃げるしかない。幸い中国地方は山陽側山陰側の海べりからも山が近いところが多いから大丈夫。1000m級のところまで行けばなんとかしのげる。

 でも、今は温暖になってしまっているから(敢えて温暖化とは言わない。間氷期にはそういった温度変化があって、日本でも6〜7000千年前の縄文海進の頃には、今よりも1〜2度平均気温が高かった)、山も相当上に上がらないと暑いからね。
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 25年以上前の8月から9月の一ヶ月半を東北の山で釣り旅をしたことがあるけれど、その頃はちょっと山の上に逃げれば夜は涼しく寝られていた。今はどうだろうか。

 島根に移住する直前10年前には、嫁さんの実家の相模原の木造家屋に住んでいたことがあって、その家は凝った造りで各部屋に昔ながらの掃き出し(土壁の下の小さな窓:小さな引き戸)があったのだが、エアコンはなかった。

 その家は畑も周りにある住宅地(昔は畑ばかりだったところ)なのだが、ほんとに暑い日には耐えられずに家から脱出したことがある。
 蕎麦屋をやっていた嫁さんのお店に行ってエアコンを付けて寝たり、また、ある晩には、相模川の河原でキャンプベッドだけで寝てみたが、暑くてとても寝付けずにキツネを観ただけのこともあった。

 また、休みの日には、丹沢山塊を裏側から秦野にかつては抜けることができた犬越路を登っていった小沢沿いで寝たこともある。
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 そして、どうしようもなく暑い時には、奥多摩と塩山の境の標高1300mを超えるところで野宿した。その時は涼しかったね。

 何を言いたいかと言うと、今更だけど都会暮らしの真夏の炎天下で電気が止まってしまったら、住宅街で長期間生活するのは無理、ということ。

 この嫁さんの実家の様な木造の住宅で熱がこもり難い造りでも無理。大量の緑が家の周りになくアスファルトの照り返しが強かったり、建て混んでいるところでは無理だね。

 ご存知の様に和風建築は風が抜ける造りになっていて、木や土壁は熱を溜め込み難い性質でもってしてもという意味ね。
 それも都内の様な密集地でなくて、神奈川の端の方の郊外でだよ。その上木造の家で、という条件。

 その対比で言えば新建材の軽量鉄骨の洒落た家。これはますます電気が無かったら生活が成り立たない家。
 家の造りが空気が抜ける様な構造になっておらずに、洋風のドアで全部仕切られているから風がぜんぜん抜けない。

 その上、鉄骨は熱を溜め込んだら全然冷えないし壁も呼吸しない。全てエアコンありきの造りなんだよね。
 解っている人たちは多いはずなんだけどね。もし、東京や名古屋、大阪などの大都市で夏場に電気が長期間止まったら、ほんとやばい。

 わたしがネットビジネスをやっていた頃に住んでいた神奈川の津久井にある小田急が開発した元別荘地。その後住宅街になったわけだけど、周りは皆お金持ちなので敷地は広く眺望も素晴らしい広々したところでも夏は厳しかった。

 家自体は使いやすくて非常に良かったんだけど、あくまでも電気があることが前提の新建材軽量鉄骨の家だった。
 そしてこの家では結構体調が悪かった。

 色々、自分で調べてみたけれど、鉄骨が磁性を持っていて、方位磁石を幾つも床に置くとそれぞれ展転バラバラの方角に向く。当然壁の中にも鉄骨が入っているからね。

 あとは、新建材は全て樹脂塗装がしてあるので、冬場の静電気が酷いこと。これも静電気測定器で調べてみた。化学繊維の服を着て、ビニールスリッパで歩くと静電気測定器が反応する。また、化繊毛布は10000V以上に帯電していて、それが湿気るまでなかなか電気が抜けないことなどが解った。

 あまり家に居ない人には判らないかもしれないが、家でネットで仕事をしていたから電磁波や磁場からの影響についてよくよく解った。

 嫁さんの家との両方の実家の木造の家に寝泊まりしていると全然スッキリして体調が戻るのが判るからね。そうやって原因を精査してバグ出しの切り分けができないと、無用な病気になるのがオチだと思うよ。
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 丹沢山塊、蛭ヶ岳が望める高台で、朝から夕方遅くまでお日様が射す良好な生活環境。関東の太平洋側ということもあって、冬場は庭で1週間かけて干し椎茸を作ると、乾燥剤を入れてそのままパッキングすれば、一切黴びることがなかった土地柄ね。山陰とは全然真逆。

 で、新建材軽量鉄骨の家は真夏の明け方に朝の4時5時になってやっと少し家の中の気温が下がるのが判るくらい。

 わたしはエアコンが好きではないので、意地でも入れないぞと8シーズンくらい頑張ったかな。
 いやあ、やばい。フリーの仕事をしていたから、まだ適当に休んで身体の調整ができたけど、時間を管理された仕事だったら無理だったね。

 こんな別荘地でだよ。なので、都内の状況は推して知るべし。もちろん、すぐ横に大きな林があるところでアスファルトやコンクリが少ない土地の場合には未だ良いけれど、周りが全て人工物に囲まれていたら、早晩ギブアップでしょう。

 とは言っても、実家が横浜の神奈川区にあったのだけど、横浜の昔は横浜駅と横浜港の中心的なところ以外は田畑野山がたくさんあるど田舎だった。そもそも、成り立ちが他所から入ってきた人たちで構成されている自治体だからね。
 そんなよそ者ばかりの集まりなので、ゴミ捨て場とかが片付いていなくて汚いところが多いよ。

 でもって、今も可也の緑が残っているところがあって、そこの横は涼しい。親たちが後年住んでいたところはそんなところだったので、津久井のわたしが住んでいた家や相模原の嫁さんの実家よりも涼しかった。

 すぐ隣にこんなケヤキメインの林があったからね。こんなところは超レアでしょ。そんな意味でも森の存在は有難い。

 そして、この森の所有者さんには、仲間の八王子の空師を紹介して、枝下ろしや伐採をやって貰っている。
 何でかと言うと、後から引っ越して来た人たちが、日陰になるとか落ち葉が困るとか文句を言うんだって。
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 さて、うちの母親の実家は代々横浜の奥の方の田舎なので、わたしが子供の頃に遊びにいくと田畑と野山だけしか無い超楽しいところだった。

 ところが、年々開発されていき丘陵地帯が多い横浜では、丘や山全部が住宅街や人工的な構造物に覆われている物凄く気持ちの悪い景色が延々と続く様になってしまった。
 下画像は妹のマンションの窓から見える景色だが、昔の田園地帯がこんなことに!
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 これでも、まだまだ緑が多い方。すぐ裏は山々がカラフルな住宅ばかりの景色。まあ、いろいろな人生の事情で暮らす人たちがいるのは解るけれど、夏に電気が止まったらどうなるんだろうか状態。

 そんなこと、想定外とは言わせない。依存的精神に於いて作られてきた社会は何かあれば一気に崩壊するのは当たり前だからね。
 何を縁(よすが)に生きていくんだろうか。

 ところで、此方は島根の今住んでいる家。庭もあり大きくなった庭木の緑もある。裏は放置畑で草むらだらけ。隣の家は可なり離れている環境。でも、暑い!
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 周りは広々として気持ちが良いが、朝から晩までお日様に炙られっぱなしの家。前に住んでいた標高450mのところの家が冬場日当たりが良く無かったものだから、今度は日当たりの良い家が良いね、などと夫婦で言っていたら、こんなに日当たりが良い家になってしまった。(^^;;

 その時に、「適度に日当たりの良い家がいいね。」とか、「夏は日陰にある家が良いね。」とか、「裏に森がある家が良いね。」と言えば良かったものの、まさか島根でもこんなに暑いとはと思わせる家だった。

 1階のエアコンは故障。2階のクーラーは2年でダメになった。なので、全面ヨシズ張り。夏は涼しい朝のうちに全部締め切っておき、外気が入らない様にして、夕方遅くに外の気温が家の中よりも低くなったら窓を解放するという生活。
 そして、夜は夫婦で冷たいビールを呑んで命を取り戻すのだ。

 で、3年前の6月にホムセンでエアコンを買った。が梅雨に入ってしまい、二階の軒先の室外機を取り付けようという気持ちにならずに敗退。

 去年は梅雨前に、命綱をつけてロープの倍力を使いながらエアコンの室外機を一階の屋根に上げて設置。7mの配管材料を買うお金が無くなったので、そこで敗退。

 ことしは、壁に孔を開けて配管が通る様にしてあり、室内機の設置もできる様になっている。あとはネットでレンタルした真空ポンプがくれば、配管・配線をして無事に二階のエアコンが稼働する予定である。

 前に住んでいた山の上の家では、最初の年の夜に扇風機を使ったのが2回だけ。その後は、暑いなあと言いつつ扇風機を使いまくっていたが、今の家から行くと、温度差が4、5度は低い地域なのだった。
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 お隣だったお婆ちゃんが、「今年は暑くてやれんわ!」、と言うけれど、その時の外の気温は31度。日当たりの良い標高80mの地域に引っ越してしまった僕らにとっては、涼しくて気持ちが良い気候。

 そこで思うのは、“人間って、結構耐性ができるんだな”、ということ。でも、夏場はメチャクチャな消費量になるビール代とエアコンの電気代とを比較すると、どっちがコストダウンになるんだろうと思うけど、やっぱりエアコンがないと事務仕事に差し障りがあるので、今年はいよいよ2階のエアコン稼働かな。


【車両の熱対策】
 さてさて、こんな記事をアップしているのも、お金がない底辺の生活をしていると色々な事が視えてくることもあり、災害時の避難生活の際の予防策に繋がると思うからだ。

 人生何事もなく平和で他人が供給してくれる電気をバンバン使って楽チンなエアコンライフを送っていければ良いけれど、いざ何かあって電気が供給されなくなってしまったら、もうアウトだろう。

 原発なんて古いテクノロジーの電源に頼っている事自体がおかしいし、今は新しいテクノロジーで自立的な電気の供給だってできる様になっている。ところが、民度が低くて依存心が強ければ社会構造も経済構造も変わる必要がないから、マトリックスの中に閉じ込められているだけ。

 依存心は無責任につながる、というかコインの裏表かな。そういう人たちが多ければ地域の自立、経済の自立、エネルギー供給の自立の道には繋がらない。全て相似象。

 で、そういった次元から転換するには他動的大リセットが必要な今の民度。自浄ができないからね。
 で、新コロナか?いやいや未だだろう。

 もう地球母さんも我慢できない様になって来ているみたいだし。なので、先端テクノロジーによる素晴らしい未来への道は、人間たちの意図する次元以外のところで一回シャットダウンされる可能性もあるということを認識しておいた方が良いかもしれない。

 で、色々な局面で避難生活的なことを強いられる可能性が高いわけだけど、その際に車両で避難する時が夏だったら、智慧深くなかったら都市部の住宅街以上に大変だと思われる。

 ガソリンの供給が少なかったら(東日本大震災の時にも制限があったでしょ)、駐車中にやたら燃料を消費するエアコンは使えない。
 時々、車中泊の車がエンジン掛けっぱなしで寝ているけれど、ウルサイだけでなく排ガス撒き散らして環境に悪いことを認識しているのかな。

 わたし自身が排ガス対策以前のディーゼル車に乗っているから偉そうなことは言えないけれど、オイルショックがあった頃から、その辺の認識については一応センシティブに考えている。

 そして車は鉄の塊。一度熱くなったら中々温度は冷めない。車中泊とかやっている人たちにはわかっている事ね。だから、夏のことを考えると、本当は車の色は白が良いんだけどね。

 で、前出のホンダにだしたモバイル道具小屋の提案には、追加で書いたものがある。
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 屋根が二重になっていて空気穴が周り中に開いているオプションが欲しいなと。屋根に大きなラックが載っていても直射日光から躯体を守ってくれるんだけどね。
 太陽の位置に依るけれど、取り敢えず屋根からの熱を弱める効果はあると思う。

 うちのデリカの車内には、野宿用の油や塩、調味料各種とか予備食料が積んであるんだけれど、夏以外の季節の時に山で講習会を行なっていると、結構灼けて車内も暑くなってしまいがち。

 なので、日差しが入らない様に、また遮熱用に銀マットで窓を塞いでいる。勿論、換気も大事(何れ12Vの換気扇を取り付けようかと)。
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 見た目は格好悪いけど、取り敢えず安く簡単に出来るのでこんな手当をしている。あとは、このデリカはカーテンが最初から付いているので、カーテンも併用するけれど、リアウィンドウには下の画像の様なサンシェードを改造したものも使っている。
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 市販のウィンドウ用のサンシェードに孔を増やしてハトメを幾つもつけているのだが、上の部分には、そこから銅の針金でフックを使ってカーテンレールに簡単に引っ掛けられる様にしている。
 そして下部はサイズ合わせのために折り返してハトメで留めてピッタリの大きさにしてある。

 これで、外からの日差しを防ぐと、この手当をやらない時より格段に温度低く抑える事ができる。

 他にも、もしマジ避難だったら全体にブルーシートで覆ってしまうという手があるかもしれない。
 ただし、ブルーとかオレンジのシートは色がうるさいのでシルバーのシートが望ましいと思う。

 この記事の載せた内容は、何れにしても電気や燃料を使わない基本的な夏場の暑さしのぎの方法を簡単に書いただけね。他にも色々な方法があるから調べて欲しい。

 ということで、多くの人が都市生活の危うさを少しは実感する様な時代になって、一時代前に描いた都市生活の様相は何かしらの犠牲の上に成り立っていることが判ってきたかもしれない。

 どんな地域にも森と緑が多くあれば、何かしらの災害時に大事を小事で抑えることを可能とするのではないかということ。

 基本的に人も組織もスタンドアロンで生きていく力があることと、地域も同様にスタンドアロンで回っていく事ありき、その上でシェアしつつ良いネットワークを構築することが大事でしょ。

 自分は(恥ずかしいからリンクはしないけれど)個人サイトに、20年以上前から個の確立の上での助け合いの話を書いてきている。

 が、偉そうに言う能書きや高説ってものは、例えば宗教家が愛を持たなければイカン!みたいな偉そうな言い方をするのであれば、それはその人自身の問題だったりする。

 なので、わたし自身が自己確立できていない無責任男だという証拠になってしまう訳だが、36年くらい前だったか当時付き合っていたロシアのクォーターのスタイルも頭も良い美人の彼女に、「あなたはピーターパンちゃんだから、この本を読みなさいね。」、と渡されたピーターパンシンドロームという名著を読んでから、「あっ、これ俺じゃん。このままじゃやばいかも!」、と転換を図ってきていてこんな歳になってしまったのが現実。

 で、相変わらずこんな能書きを書いている訳だが、もうこのままダメダメ男のままで行くのだろうか。

 と言う事で、車両での避難生活ってことをイメイジしつつ夏場の極限的な生活の一旦をシミュレーションしていただければ幸いと思い、底辺生活の一端を恥を忍んでシェアする次第でした!
スライド24
P.S.
 わたくしは昔からエアコンなしの生活を営んでいますから暑いのも何とか大丈夫ですが、野山で遊んだり仕事をするのは、ある程度寒い方が好きですね。

 ウルサイ虫は居ないし、料理もやりがいがあるし、焚き火は楽しいしで、野菜が凍ってパリパリにならない位までの寒さだったらウェルカム。

 そんな時にはモバイル道具小屋みたいなものがあったら独りでも超楽しいでしょう。自宅の作業小屋で道具を愛でながら一杯やるのは至福の時だったりしますが、山で泊まって呑んで食べてだったら、もっと充実しそうです。
ACTY-tinygouse3透明輪郭カラ
 そんな時には、小屋の前のデッキで小型の薪ストーブを焚いたり、小屋の中は灯油のキャンプストーブでホカホカだったりして、道具を横に美味いつまみを作りながら一杯やるなんて最高でしょ。

 おっと!ガソリン燃料缶だけは気をつけないとね。チェンソーとかも燃料滲んでいる時があるし・・・

以上