わたしは昔から頂き物が多い。同時に物忘れも多い。なので、30年近く前からデータベースソフトをインストールしたMACで頂き物日記を毎日書いている。

 もちろん、モノだけでなく心遣いを頂いたことなどを感謝の気持ちで記録しつつ自らを反省したりしている訳だが、此方に来てからも美味しいものを頂くことが多いので、こんなブログをやっていることからもお裾分け?しようかなと余禄経済という造語を作って記事を書くことにした。

 今までの記事でも食べ物のことも書いているし、またチェンソーを貰った話なども散々書いてきたが、元々は自給自足的な自立した生活を少しでも構築したくて生きてきているし、価値観が合う人たちご縁がある人たちでネットワークがますます広がっている。

 相変わらずの自慢話の様でもあるけれど、そんな生活やそんな生き方もあるんだと思っていただければ幸甚。何と言っても9年前に立ち上げた縄文之森協議会の縄文という大層なテーマはそんな時代を偲んでのこともあった。

 そして近年になって縄文時代のことがかなり深く分かってきて、俄かに?あちこちで縄文の文字を見るようになったので、多くの人たちがそんな生き方の方向を向き始めたということだろう。
 うちはそんな立派なことは出来ないけれど、取り敢えず相変わらず生活は四苦八苦なものの、それ以外の余禄経済の部分はものすごく豊かで、普段の生活の固定費をどうやって払おうかという状態でも、美味しいものが届けられることが多いのだ。そして食べ物以外のものも頂くことが多い。
 そういったことを感謝を込めて記事にしておこうかなと。

 先日、石鯛を一尾貰った。山口県の阿武町で自伐型林業の推進をやっている田口氏が久々に津和野町に来ることがあったので、その日に突いた一尾をお土産に持ってきてくれたのだった。
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 彼からは、魚からメカブなどの海藻類まで、かなりの海の幸を頂いている。

 最初は6年前に自伐型林業をやりたいと移住することが決まった時の手土産に貰った。
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 まだ、30歳半ばを過ぎた頃だ。うちの嫁さんも今よりも若かったな〜。当たり前だけど。

 大橋式の作業道開設講習をやったときに友達のぼろ寺に泊めて貰ったが、その時にも持ってきてくれた。
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 この時の廃寺になりかかったお寺での夜の宴会はしぶくて良かったね。

 で、今回の石鯛は2kgくらいじゃないかと。上の画像では器に体が曲がって入っているので大きさが幾分小さく見えるけれど、結構大きい。上のお寺で写っているものの1.5倍以上はあったのはなかろうか。

 たまに5kgくらいのも獲れるらしい。また、持ってきてくれた時にお茶をしながら聞いたのだけど、先日はたくさんのクエが海の底でユラユラと泳いでいて壮観だったんだって。

 他の記事にも書いたけれど、彼は素潜りで30mは潜れるので底もののクエの30kgクラスを獲ったことがあるそうだ。って、写真を見せてくれたが・・・

 それで、持ってきてくれた時は、彼と話をしている間に、嫁さんが台所で格闘して、取り敢えず骨の周りの肉の部分を削いだものが夕食に出た。
 メッチャ美味しかったね。

 で、翌日は刺身にしてくれた。が、やっぱり鮮度が良過ぎて味が回っていないので、食べるには日にちを置いた方が良い味だった(それでもとても美味しんだけどね)。

 それから、先日は下画像の様に嫁さんが好きな部分を、10インチスキレットで塩焼きにしたものを食した(よく、スキレット料理で蓋を使わずに焼いている人たちがいるけれど、それじゃあただのフライパン焼きと変わらないよね。スキレットは蓋をチンチンに熱く焼いておいて、具材に上からも熱を通すオーブン料理にするから美味しくできることを知らないみたいね)
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 尻尾を見ていただければ、魚の大きさが想像できるだろう。10インチスキレット、つまり直径が25cmくらいということ。

 あ、この尾びれは、嫁さんが食べようとして、先の方を短く切ってしまってあるものだったんだ。多分、そのままだったら尾びれしか入らない様な大きさだっただろう。
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 もう、ブリブリとコラーゲンの塊の様なところばかりで歯ごたえもある食感。因みにうちの嫁は尾ひれなどの骨っぽい部分もよく火を通しておいてカリカリと齧って食べてしまう猫系の女。

 写真はあるけれど誰も観たくもないだろうし、顰蹙をかいそうなので載せない。そんな嫁さんは、まだヒレも片方が残っているしヘッドがあるので、いまだワクワクと日々心豊かに暮らしている。

 島根県西部の魚介類。浜田から西の萩に掛けての海の幸は海流のお陰でかなり美味しいと思う。自分たちが食べた中で、それよりも上位ランキングされるのは天草の宿屋で食べたもの。

 でも、みんなが言うのが五島列島の魚はさらに格別とのこと。いつか賞味できる機会があることをいのりつつ・・・
 でも、旨いものを食す時には、同時に旨い日本酒がないとつまらないんだよね。嫁さん、相模原でお蕎麦屋さんをやっていた時にも、あちこちの地酒の旨いものを揃えていたくらいだし。

 と、島根田舎暮らしの風景をサクサクっと記事にしてみました。田口さんご馳走さま。さて、もう一本書いてみようかと。